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起業の心得!

皆さん、おはようございます!
そっと目を瞑り空を見上げますと、白く輝く光の中に自分のありたい将来の姿が映像のように思い浮かんでくるものです。それは理屈で考えるものでなく、純心に思い描かれる素の自分だと思います。その思いを脳裏に焼き付けると、人間は自然とそこへ向かいはじめます。



世のサラリーマン諸氏の多くは、宮遣いばかりの人生ではなく、出来ることなら起業して自分の遣りたいことで自由に生きていきたいと誰しもが考えているものです。しかしながら、実際に起業される方々は非常に少なく、やはり目先の安定した生活に安住してしまうのが一般的なのかもしれません。経験のない未知の世界に対し誰しも不安を覚えるからでしょう。


定年退職を迎えるサラリーマンですら、その時を迫られると自分の裁量で仕事が出来る業務委託社員より、給料が大幅に下がってでも雇用延長で65歳、70歳まで自分が勤める会社に居続けた方が良いと心揺れ動いてしまうようです。日本型雇用慣行では、新卒で企業に勤めますと余程のことがない限り、一生雇用が守られますのでやむを得ないかもしれません。


確かに企業とは未来永劫存続していかなければならない社会的責任がありますが、事業というものは無期限に存続し得るものではなく、時代とともに変わっていかなければならない存在です。特に現代の第4次産業革命とも言われる変革期において、過去の成功体験を踏襲していては、企業に勤め続けることすら安住の地ではなくなっていることに留意が必要です。


その様な状況の中では、サラリーマンですら決まり切った仕事をこなすだけでなく、あたかも個人事業主であるように仕事に取り組んで行かなければ、企業としての活力が損なわれるばかりか、存続すら覚束ないでしょう。必要なことは、サラリーマンであっても自ら将来の夢を思い描き、それを実現して行こうとする強い意志を持つことが大切だといくことです。


では、どうすればその様な心境に立つことが出来るのでしょう。それは、一企業の中での役割を果たすことに留まらず、広く社会との関わりの中で自分自身が何を成し得ていくかを思い続けることだと思います。単に頭で自分の出来ることで目先のお金を稼いでいくかを考えるに終始することなく、もっと大きな視点で社会との関わりを捉えていく必要があります。


その為には、まず自分自身が今まで何をやって来てどの様なスキルを持っているのか棚卸しを行い、そしてその時々に何を感じてきたかに気付く必要があると思います。若い頃、学生時代に大志を持って社会に出たにも拘らず、企業という集団の中で組織を廻すことに明け暮れるうちに、現実と理想の狭間の中で見失ってしまった大志を呼び覚ます必要があります。


この志が大きく、強ければ強い人ほど、起業で成功する確率が高まることでしょう。起業で成功するか否かは、紆余曲折ある事業を行う上で、ちょっとした問題が起きてもへこたれない大志を持っているかどうかだと思います。自分の将来像を頭でロジカルに考えるのではなくパッションとして心に刻み続けることで、人間には不思議な力が生まれてくるものです。


また、社会との関わりの中で大志を持ち掘り下げていくということは、自分のあるべき姿を哲学し続けることを意味します。なぜ、それが社会のためになり、自らがどう生かされるのかを世に問う作業なのです。その過程を通して自らの思いが心身に刻まれるものでしょう。ブレない思いを事業を通して自己表現していくプロセスこそが事業を営むということです。


今日もありがとうございます!
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