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自律的に働くこと!

皆さん、おはようございます!
ブログを毎日書きはじめて5年目になりますが、こんなに続くとは思いませんでした。もともとやり始めたことは途中で投げ出さずに長続きする方ですが、自分で事業をやっていますと信念や思いを強く持つ必要があり、きっと記事を通しそれを可視化しているのでしょう。



よく大手企業に勤める方との初めての出会いで挨拶を交わしますと、相手の方は何処そこの会社で、こんな仕事に携わる、誰それです、という説明を為される方が殆どです。ビジネス上のお付き合いであれば、それでも構わないと思うのですが、ビジネスから離れた所での挨拶であれば、自分は何を得意とする人で、将来目指していることを述べても良いでしょう。


この挨拶という短い会話の中から受け取ることは、大手企業に勤める方というものは、やはり良く言われることですが企業という傘の下で、長年、金看板を背負って日々を過ごしている為に、自分個人としての存在以前に、組織集団の一員であるという意識に無意識に染まってしまっていることにあると思います。自分の存在以前に企業組織の存在が先にあります。


企業に長く勤めれば、勤めるほど、その傾向が強くなる様に思えます。企業に勤める方も、個々人では企業組織とは一線を画して自律的に働いているつもりでも、実は企業組織というフィルターを通して物事を見ていることを示していると思います。人間は、周囲の環境との相互作用の中で自らの行動を規定しているものであることから仕方がない部分もあります。


しかし、時代の変革期において、大手をはじめとする多くの企業がイノベーションという活力を高めていかなくてはならない状況の中で、組織は人が礎ではありませんが、企業に勤める方一人ひとりが組織集団に帰属しているという感覚を捨て去り、それ以前に自分たち本来の個人としての価値観や信念を確立してこそ企業組織に活力が生まれてくるものでしょう。


組織集団を円滑に運用していく為には、そこに所属する人々が協調し合いながら帰属意識を高めていく必要があることと矛盾しています。いままでの日本の企業は、この協調性と帰属意識を高めてきたからこそ、高度経済成長を経て高い成長を成し遂げてきた成功体験でもある訳です。しかしながら、これからの時代は、その成功体験が足枷となるものと思います。


いつまでもピラミッド型階層組織という一糸乱れぬ組織運営に捉われていずに、企業に勤める一人ひとりが持てる個性を発揮して、外向きのアグレッシブな活動に自律的に邁進して行かないと企業組織としての活力が損なわれたままとなってしまいます。ものの例えとして、企業組織としての緩やかな枠組みのなかで各々が個人事業主の様に働く形が理想でしょう。


個人事業主の様に働くには、未だ見えない将来に立ち向かっていく為に、広い社会という海原に対して、どの様に貢献するか、言い方を変えれば、自分なりの考え、信念、哲学といった思いを描写していくエネルギーを燃やし続けなければなりません。企業勤めであれば、企業という枠組みに対して自分の考えとすり合わせをし折り合いを付けてれば良いわけです。


企業に対してではなく、広く社会に自分の価値観を問い続けることは、自分自身の信念が研ぎ澄まされ、そのプロセスは哲学を行うに等しいと思います。単に仕事を上手くこなしていく為のスキルは道具にしか過ぎず、そのスキルを如何に社会のために役立たせて行くかを社会に対して問い続けることが大切なのです。その様な社会への転換期がやって来ています。


今日もありがとうございます!
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