誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

これからの時代の働き方!

皆さん、おはようございます!
これからの不透明な時代の過渡期において、過去の慣習や価値観に捉われず、来るべき社会を想定しながら前進して行くことは大変なことだと思います。時代の流れを肌で感じながら自分の思いや気付きに従って、正しいと思うことを遣り続けるエネルギーが必要でしょう。



大手企業に勤めていますと生活の安定を手に入れることと引き換えに、企業を存続させて行く為に必要な短視眼的な効率性とか標準化といった息の詰まるような経済合理性の考え方に従って業務を遂行して行かざるを得ません。役割分担が明確化したピラミッド型階層組織の中で、個人の創造力など黙殺され、慣習に従って仕事を進めることが良しとされています。


イノベーションの必要性が強調されている割に、現実の企業は旧態依然とした仕事の遣り方から抜け出せないでいるものです。大手企業に勤める多くの方々からは、この様な状況を目の当たりにし、このまま企業が存続していくことが難しいのではないかと諦めにも似た声が聞こえてきます。課題の理由が分かっているにも拘わらず、集団心理の弊害だと思います。


本来、企業組織というものは、そこで働く方々個々人が各々の人生観、目標観と企業が進んで行くべき方向をオーバーラップさせ、伸び伸びと仕事に取り組んで行くことにより、組織全体としての活力が生まれてくるものです。高度経済成長後間もなくはその様な活力が源泉となって高い企業成長を実現していましたが、その後は急に管理組織となってしまいます。


企業として目指すべき将来像を描き切れず、目先の利益ばかりに捉われてしまい、働き手の箸の上げ下げまで管理する方向にばかり目が向いてしまう成熟組織化しているところに現代企業の問題があると言わざるを得ません。その様な閉塞感を打破できるかどうかは今の経営者の双肩に掛っており、企業存続の岐路に立たされているといって過言でないと思います。


足を速める時代のスピードに着いて行ける企業とそうでない企業の明暗が分かれることでしょう。上手く将来的な存続意義を見出し、それに賛同する働き手の活力を引き出せる企業が現れる半面、それが出来ない企業も多く現れると思います。いづれの立場であっても、企業が未来にわたり安定しているという思い込みは、幻想であることに気付かされるでしょう。


存続できる企業であっても、新卒一括採用、終身雇用といった日本型雇用慣行の維持は難しく、働き手は自らのキャリアビジョンと企業が描くビジョンが合致していなければ、継続的に雇用を維持していくことが出来ないと思います。働き手側も、雇用が将来に向けて保証されないのなら、もっと前向きにキャリアビジョンの実現に向けた行動を選択するでしょう。


そうなると社会で何が起こるかといいますと、人財流動化の勢いが増してくると思います。
しっかり、どこでも通用するキャリアを積んでいく必要に迫られますし、それ以前の問題として働き手個々人が将来に対して描く自らの姿を明確にする必要があります。その様な自律した人財が企業に求められるのであり、だからこそ中には起業する人財も増えるでしょう。


それは年齢に関係なく、生き続ける限り持ち続けるべきテーマと言えます。自分の人生は自分で描くことがあたり前の社会。そして、それを独りで為し得ない場合には、企業組織という集団の中で働き手たちが協力し合いながら成し遂げていくものだと思います。飽くまでも企業組織に埋没することなく、生活者各々が夢を描くことが社会を変革する近道でしょう。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する