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AIがもたらす世界!

皆さん、おはようございます!
今日もありがとうございます!!
9月になった途端、今朝は「寒い!」という表現がピッタリですね。
思わず長袖のシャツを羽織っています。


残暑らしい残暑もなく、
夏も駆け足で走り抜けて行ったという感じですね。
今年の夏は日照時間が過去最短だそうで、
味覚の秋ですが野菜の値段が高くなるんではないかと心配になります。


日々の経済の動きを見ていますと、
AI(=人工知能)とそれに伴うICT(=インターネットネットワーク)が
世の中を変容させる技術になろうであることは間違いない様ですね。
18世紀に英国で発明された蒸気機関から300年足らず。


飛躍的に威力のある動力を手にした人類は、
それまで人力(=馬や牛もありましたが。。)に頼っていた産業が激変しています。
蒸気船、蒸気機関車等の交通機関。
手工業から機械工業へと変遷し、鉄鋼業をはじめ様々な産業を生み出しています。


働き手との関係から観ますと、
蒸気機関の発明は必ずしも心理的な満足度が高まったかといいますと、
蒸気機関という機械を効率良く動かす為に、
従属的な仕事が増えた為に働きがいという点でむしろ過酷な労働環境を生んだようです。


AIとは言いましても、結局は人間が組み立てたプログラミングの上で動くソフトウエアです。今までのパソコンが人間が行ったインプットに対するアウトプットしか行われなかったのに対して、個々に人間が操作をしなくても、予めプログラミングをしておけば自動で自ら判断をしながら作動し続けるとい意味では大変に便利だと思います。


再来年からの教育指導要領で子供たちにもプログラミング教育を行うことになっています。誰が教えるのか。。という実務上の課題はありますが。
30年以上前の大学生の時に初めて大型凡用コンピューター、コボル、フォートランなるモノに触れて、パンチカードを一生懸命作っていた頃が懐かしいですね。


これから仕事の中にこのAIなるものが急速に浸透して行くようになると思います。
人間がわりと規則的な考えに基づいて判断を行う業務は、
このAIに置き換えることが出来ると思います。
そのAIに置き換える作業も働き手の業務タスクになる様な世界かもしれません。


例えば私の身近な金融機関での融資審査において、財務数値などの定量的な審査は現状、銀行員が手入力でデータ入力を行いスコアリング化していますが、この部分は完全に自動化が可能な領域です。経営者の人となりを判断する定性的な部分は最後まで人間の業務として残して欲しいですが、これも大部分はAI心理テストにより自動化可能でしょう。


また、最近会計入力の自動化、クラウド化が進んでいます。
領収書などをAIが自動的に識別して仕訳を行ってしまいます。
ここから考えられるのは仕訳業務の自動化のみならず、その領収書の情報がデータとして蓄積して行くことです。会社の動きが一目瞭然で分かるようになります。


この様に考えますと、歴史は技術革新と労働の機械化の歴史を辿っているとも言えるかもしれません。ただ、今回の技術革新は、働き手をより創造的な仕事へとシフトさせるという意味においては、従来の産業革命とは意味を異にしています。より個人の能力や考え方、個性に焦点があてられます。そこには、唯一無二の正解なんてない世界です。


トライアンドエラーを繰り返しながら、自らが納得できる解答を見出して行く、そんな働き方ではないでしょうか。工業生産の世界では標準化、効率化を目指して来ましたが、ある意味、「独創化」、「最適化」が尊ばれる価値観へと変容して行くものと思われます。
この30~50年の間に様変わりするように思えます。


少子高齢化、労働人口が減少する中で、タイミング良くAI技術なるものが出現していますが、これも必然だったのでしょうか。間違いなく言えることは、企業は終身雇用を止め、その時々に必要となる能力を外に求める様になる。フラットな組織に変容して行くようになると思います。


雇用環境が変容して行くと、働く側も自ら創業したり、自営的な働き方をする人が増える様になると思います。個々人の暮らし方や価値観が重要視される時代ですね。
戦後一途に経済合理性を追いかけて来た社会の中に矛盾があることを気付いている方も多いと思います。


AIという新たな技術が、その行き過ぎた経済合理性から人間を解き放とうとしている様にも見えます。これからの時代、少しずつ文明が進歩しながら、行き過ぎた過ちの軌道修正をしていく、そんな価値観が世の中の潮流となるのではないでしょうか。人間の叡智というものは本当に尊いものですね。


街に出ますと季節も改まり、
また気忙しい人々の営みが始まっているようです。
一歩一歩、歩みを進めて行きましょう。
今日もここまでお読み頂きまして有難うございます。


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