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価値を高める働き方!

皆さん、おはようございます!
週末になるとCafé巡りを楽しんでいます。いまだ行ったことのないCaféをスマホで検索しては、実際に訪れその雰囲気を堪能してきています。店構え、店内装飾、珈琲の香り、店主の気遣い、お客様の何気ない会話が、そのCaféの個性を醸し出しているようです。



企業とそこで働く個人の力関係を考えますと、現在は企業の立場が強く、採用や人事異動など、企業が個人を選ぶのが一般的だと思います。そうなると個人は企業の顔色を窺がってしまうことになります。真の意味での働き方改革は、個人が自らの価値を高め、企業との力関係を対等にする必要があるでしょう。双方が相手を選べるような関係が理想だと思います。


個人が自己能力を高め、いざとなれば転職する覚悟で企業を選ぶことが、個人と企業との力関係を対等にすることに繋がると思います。企業側も辞めて貰っては困る社員には気を遣うでしょうし、こうした社員は企業文化や働き甲斐に敏感だと考えられます。そうすれば、企業は働きやすい社内制度や自己成長につながる機会を提供することに真剣になるでしょう。


いまの企業は高度経済成長時代に比べれば、各段に企業規模も大きくなり安定性も増しています。個人の側からみれば、当時のように自分たちの会社を自分たちの手で創っているんだという気概を感じられる機会も無くなってしまっているでしょう。その様な中で、個人はどの様な観点で企業を選んでいるのでしょう。給料が高く、生活が安定するからでしょうか。


先行きが不透明な時代において、個人が保守的になってしまうのは仕方がない部分もあります。でも、その様な時代において、企業側もいつまでも継続的に事業が安定している訳ではありません。特に産業革命や明治維新以降150年余りも続いたビジネスの常識が大きく揺らぎ始めている今日においては、過去に築き上げてきた安定に拘らない方が良いでしょう。


そうであれば、個人がまず持たなければいけないのが、今の広い社会に対してどの様にして貢献して行くべきかという視点だと思います。社会に貢献していくということは、自らの労力を社会に提供していくことに他なりません。その時に、個人としてどの様なあるべき社会像やビジョンを描き、それをどの様にして実現していくかを考え続けなければなりません。


その時に当然にして個人が持つスキル、ノウハウが問われるのは言うまでもありません。将来像やビジョンを実現していく為に、自らのスキルやノウハウを高めていく必要があり、この両方を兼ね備えて初めて個人の価値が高められることになるのです。自分で事業を行っていますと、あたり前のこととして身体に染みついてき、心地良さすら感じる様になります。


例え個人として企業に勤めていようとも、同じことが言えると思います。企業から与えられることばかり考えておらずに、まずは企業が掲げるミッションやビジョンと個人の来るべき社会像やビジョンを重ね合わせた上で、広く社会に通用するスキルやノウハウを築き上げておく必要があります。それが出来なければ、企業組織に従属する下部と化してしまいます。


大切なのは己の働く目的を明確にすることであり、それが企業の目的とズレているのであれば、それは埋めようがありませんので、新天地を探せば良いだけの話しです。そのギャップを埋めず、ただスキルやノウハウばかりを高めてい行きますと、確かに仕事を任せるに足りうる人材になるのでしょうが、それは単に歯車としての存在になることに留意が必要です。


今日もありがとうございます!
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