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ここち良い会社を創る!

皆さん、おはようございます!
PDCAという言葉があります。Pは計画、Dは実行、Cは課題抽出、Aは改善です。事業でも、人生においても目標を明らかにし、このPDCAサイクルを廻していくことが大切です。人間は時として目先のことに捉われがちですが、そんな時にPDCAが役に立ちます。



明治維新から150年余りが経ちます。多くの人はまだそれしか経っていないのかと感じるのではないでしょうか。徳川幕府が260年間続いたことと比べても、情報化社会といわれる現在に至るまでの期間は、科学技術の進化、産業社会の発展、生活様式の多様化など、あ
らゆることが瞬く間に変化を遂げ、更にその速度が早まっていることに驚きを隠せません。


人間には生物として体内時計がありますので、あまりに早い環境の変化にストレスを感じても不思議はないと思います。これまでの日本を振り返ってみますと、鎖国により閉ざされた島国の中で人々は平和な暮らしを送っていたのではないかと思います。開国後に欧米諸国の産業や社会制度が近代化していることを目の当たりにし、とても焦りを感じたと思います。


それからというものは、欧米諸国をキャッチアップすべく、あらゆる技術、制度を模倣してきたものと思います。それはそれで物質的豊かさを実現するという意味で大切なことであったと思います。しかし、欧米文化の模倣が余りにも急激であったため、それまでの日本人の精神が置き去りにされてしまい、脈絡ある精神が育まれていないのではないかと感じます。


それが現在の日本における混沌とした社会として露見しているのではないでしょうか。精神的な拠り所がない為に、新たな時代に向けた変革期にある中で、どの様な理想的な社会を創っていくべきかを描き切れないでいるものと思います。その様な時には、歴史を振り返ってみることも大切でしょう。その糸口は、幕末から明治維新辺りに隠れている様に思えます。


本来、日本人のDNAは自然環境とともに順応しながら、日々の何気ない生活の中で創造力を活かし生計を立てる自然に優しい持続可能なここち良い社会を実現していたと思います。
それが欧米流の経済合理性を模倣することにより、大量生産大量消費、生活からかけ離れた賃金労働など、社会の枠組みが私たちの精神的に豊かな生活から乖離してきたと言えます。


必ずしも資本主義的経済合理性を否定するものではありませんが、行き過ぎたそれを自制するものは私たち人間であり、適度にそれをコントロールしていく必要があると思います。グローバル社会において企業が株価を高め続けることに凌ぎを削る姿を見てますと、果たしてそれが私たちの暮らしにおいて適切な便益を齎すのか疑問に思ってしまうことがあります。


少しばかり私たちの暮らしから遊離し過ぎているのではないでしょうか。その様なことよりもっと自分たちの生活の精神的豊かさを実現していきたいというのが現実的なところでしょう。いまの社会を見ていますと、実体経済と生活がかけ離れ二重構造になってしまっていると思わざるを得ません。もっと地に足を付けて自分達の生活を満たしていくべきでしょう。


これまでは産業が中心の社会の枠組みとなっていましたが、これからは個人の精神的豊かさを満たしていく時代へと変わっていくと思います。人々が自分の生活を楽しむ精神文化を育んで行く時代です。歴史を振り返りましても、物質文明が繁栄する時代と精神文明が繁栄する時代とが交互に繰り返しやってきます。情報技術の進展が社会を変えていくのでしょう。


今日もありがとうございます!
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