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専門性を極める!

皆さん、おはようございます!
オリンピックの選手たちは、特定競技領域で1/100万人の確率で頂点に立てないと出場できないと言われてます。凡人には真似できないレベルと思われがちですが、1/100位になれる特定領域を3つ持っていれば、その3つを掛け合わせれば1/100万人です。



仕事柄、中小個人事業や創業間もない企業の経営者にお逢いすることが多々あります。それらの事業というものは、経営者が持つ経験、知見がダイレクトに事業に投影されることになります。言い換えれば、経営者が持つキャパシティ(=能力)以上に事業は大きくならないものです。だからこそ、経営者は日々の事業に思い悩み、一喜一憂するものなのでしょう。


人間の持つ力には限りがありますので、それではどんなに頑張って起業を果たしても事業を成長させて行くことが出来ないのでしょうか。確かに数多ある中小企業の中から、株式を公開するまでに成長していく企業も存在する訳です。その様な成長企業は、世の中にない斬新なアイディアで、後から出てくる競合企業をも厭わず跳ね除け確固たる地位を築いてます。


これもある意味において、その事業領域において1/1百万社という高い確率で競争に勝ち抜き頂点に立っているとも言えるのかもしれません。我が国の総企業数が421万社でありその内、大手企業といわれる会社が1.2万社ですので、オリンピックに出場するアスリートに比べれば、事業に成功する確率は格段に低い様ですので肩を撫で下ろしたくなります。


結局、起業して成功できるか否かは、事業に投影される創業者のアイディアとそれを確実に遣りきる力だと思います。事業アイディアやそれを遣りきる力といいましても、それは創業者の能力を拠り所にするものです。それこそオリンピックアスリートの様な、秀でた事業の構想力とマネジメント力が必要なのでしょう。果たして、その様な能力を如何に見出すか。


起業当初から、その様な能力が備わっている神童の様な創業者もいるかもしれませんが、多くは事業を立ち上げながら自らの能力の幅を広げたり、軌道修正を掛けていくものだと思います。そうやって事業を通し磨かれながら本物の経営者に辿り着くものでしょう。その意味で、経営者というものは何事も受け入れられる素直さが必要なのかもしれないと思います。


最初は、抜きん出た能力を持ち得ていなかったのかもしれませんが、事業を遣りながら市場が求めるものを追いかけるうちに、その創業者ならではの1/100万を築き上げる結果となったのかもしれません。それが1/100の能力を3つ組み合わせ交わった中に見出されたのかもしれません。何れにせよ経営者の能力を超えて事業成長することはないでしょう。


勿論、事業を成長させていく為には社員の役割りも大きいと思います。社員の役回りは事業が成長し、創業者一人では手に負えなくなった時に業務の一部を移譲するものであり、それにより新たな社員のアイディアが付け加わり、事業としての遠心力(=成長性の加速度)が高まっていくということでしょう。この様に考えれば起業も身構える必要がないでしょう。


翻って、まだまだ私自身が提供する商品も社会の多くの方が必要と感じる大きな市場を掴み切っていないと感じています。未だ中小個人事業者の社外CFOとして安住することなく、もっとプロシューマー(=生産消費者)社会の到来を加速させるような第2、第3の柱を研ぎ澄ませていかなければなりません。それを遣り切っていくことが人生なんだと思います。


今日もありがとうございます!
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