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謹賀新年 ~ 起点は自己理解!

皆さん、あけましておめでとうございます!
年も改まり、新たな気持ちで新年を迎えています。昨年は自分の出来ることを充分に活かしてお客様が期待していることに応える、自らの型が明確になった年であったと思います。今年はこれに、自らがやりたい方向に一歩ずつ踏み出し弾みをつけて参りたいと思います。



私が考える現代の問題点は、社会が高度に複雑化してしまい、そこで生活をする私たちがメカニズムの中に組み込まれてしまい、全体を俯瞰できずに視野を狭めてしまっていることだと思います。それは、専門特化、かつ標準化された分業体制があたりまえの社会となってしまい、仕事に対して浪漫を持つことすらなく、与えられた仕事をこなすことにあります。


時代の変革期の中で、重苦しい空気が漂っているのは、日本という社会が向かうべき将来の姿が不明確だからでしょう。高度経済成長時代の様に、人々が力を合わせて来るべき社会を追い求めていた時とは異なり、いまは個性の時代です。個々人が思いおもいに自分の人生のビジョンを描いていく必要があると思います。その為には、視野が広げる必要があります。


良い会社へ就職するための学校での教育、そして優良企業への就職、年功序列型の日本型雇用といったベルトコンベーアーの様な画一化された社会慣行は、産業界の要請で一定の問題解決力を持った人材を大量に供給することを実現することが出来ました。しかし、これからの時代に求められるのは、自らがやりたいことを自由な発想で創造し実現していく力です。


実は画一的な教育や仕事ばかりに慣れ親しんでいると、この自ら考え行動する力が弱まってしまいます。そのことに関して、いまの私たちの生活が仕事と私生活が明確に分離してしまっていることにも関係があると思います。本来は、自身の生活の延長の中に仕事があって、生活と仕事が密接に関係を持たせながら、自身の将来設計を行っていくべきだと思います。


仕事と生活が分断されていたら、二重生活を送っているようで面白くないではないですか。
仕事も自分の生活を楽しむための糧を得る場所という割り切りが出てきても可笑しくありません。では、どうすれば良いのか。現在の会社は、どこも将来の成長の画が描けず混沌としています。それを打開すべく副業制度やジョブ型雇用という新たな試みに着手しています。


この副業やジョブ型雇用といったものは、あくまでも会社が社員に与えてくれるものではなく、社員という個人自らがきちんと将来設計(=ビジョン)を行って、日々の仕事を通してスキルやノウハウを身に付けて行かなければなりません。今までなら、自分が勤めている会社の中で成功するためにはどうしたら良いかという、枠組みを前提に考えたと思います。


しかし、いま求められているのは、その会社という枠組みを度外視し、100年という人生を如何に生きていくかという、自分ならではのビジョンに従って最終目的地に至る道筋を明確にしていくことが必要です。その意味では、会社勤めというものは、その過程で身に付けるスキルやノウハウを習得する為の一時点の活用すべき場として捉えるべきだと思います。


大切なのは、生活をする者すべての個々人がビジョンを明確にし、それを達成する為に必要な経験をどの様に身に付けていくかという道筋です。その為には、なかなか難しいのですがその時々に自身がどの様な段階にあるのかを理解していることです。多くの経験を積むことにより自らのビジョンもより具体的になるでしょう。その結果として社会が変わります。


今日もありがとうございます!
本年もよろしくお願いたします。
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