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来るべき社会のポイント!

皆さん、おはようございます!
創造力とは、日々の生活の中で思い、考え、閃く思考について、改めて客観的に見つめ直す中から育まれるものだと思います。自らの思考パーターンで思いついた考えの幅を広げたり逆転の発想で捉え直してみることにより更に斬新なアイディアが思い浮かぶものでしょう。



いまの社会というものは、過去から将来に向かって脈々と流れる変化の一通過点に過ぎないと思います。その意味から、いまの社会の姿を完成形と捉えるのではなく、人々の弛まぬ英知をもって、現状の課題を解決しながら将来のあるべき姿を思い続けていくことが、私たちに課せられた義務ではないでしょうか。情報技術という文明の利器がそれを求めています。


ただ単に情報に立脚して、それをどの様に活用していくかを考えていても将来の姿は浮かび上がってこないでしょう。私たち生活者が社会との関わりの中で、どの様な不自由さや課題認識といった問題を解決する為に、それをどの様に活用するかという受け止め方をする必要があると思います。疎外感すら感じさせる、いまの社会の枠組みを変える必要があります。


いまの社会というものは、規模の経済を追求してきたが故に、実物経済、金融経済、事業主体など全ての事象が大きく(=マス)なってしまい、もはや一個人の一存では制御しきれないほど大きなシステムとなってしまっているところに問題があると思います。そうかと思えば、その様な巨大システムが私たち個々人の欲求を満たす存在かといえば異なるでしょう。


私たちが生活していく上で不可欠なモノについて、供給者はスケールメリットを追求して少品種大量生産を行わざるを得ないのですが、その様なモノによって欲求を満たされているかと言えばノーだと思います。また、その供給者である企業に勤める私たちは、ピラミッド型階層組織の中で没個性を強いられますが、働く意味を損なわれている様に感じています。


そうです、規模を追求することによって、私たちはモノを得ることの豊かさを享受してきましたが、既にモノが行き渡った現在においては、その枠組み自体を疑ってみる必要があるのではないでしょうか。もっと個性的な生き方を希求するのであれば、規模を追求せずに多品種少量生産を実現する適切な規模と分散化による社会の枠組みを実現すればよいでしょう。


商業施設、オフィス、レジデンスなどの建物が分かり易いと思いますが、どんどん規模を大きくすれば効率が良くなると思われがちですが、建物の中に街を作るよりも面に小さい建物が無数に立っていた方が街としての広がりが出ますし、私たちの心理的な受け止め方も安らぎとゆとりを覚えるでしょう。ホテルや百貨店が箱の中に納まっている必要はありません。


生活の基盤が家庭、そして居住地域である筈なのに、いまの生活時間の大部分が会社を基礎として成り立っている現実に疑問を持たざるを得ません。その会社が必ずしも社会的で必要とされる便益の全てを満たしているとは言えないにも拘わらずです。実は私たちは糧を得るという安直な目的のために、社会にとって無駄な時間を費やしているのかもしれません。


多くの生活者たちは、潜在意識の中でこれら矛盾に気づき始めていると思います。コロナ禍を契機とした働き方の多様化、新たな社会的な価値観を持ったZ世代の台頭など枚挙に暇がありません。これから社会のあるべき姿を実現していくためには、私たちが嘘のない欲求や価値観を信じて、文明の利器を活用しながらそれを満たすよう行動していくことでしょう。


今日もありがとうございます!
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