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働き方が変える日本の社会!

皆さん、おはようございます!
社会をどの様に変えて行くかは、やはり人々の英知にかかっていると思います。個々人が持てる創造力を自由に最大限いかして未来を思い描けば、その様に社会は動いて行くものです。目先の社会の課題をそうやって解決すれば、素晴らしい社会が到来するでしょう。



日本の社会は様々な意味で閉塞感が漂っていると言われています。コロナ禍の影響があるとはいいましても、それ以前から世の中が情報化社会に転換しているにも拘らず、なかなかイノベーションといわれるような新しい事業や商品が創出されていなかったり、それよりも増して企業セクターにおける海外諸国に比べて低い生産性が取り沙汰されています。


極論、いまの経済を支える日本の大手を初めとする多くの企業は、未だに戦後地道に蓄積してきたビジネスのあり方に固執し過ぎており、なかなかそこから抜け出せないでいることが指摘されています。一度、確立された集団としての企業のあり方、信用力やブランドを自ら壊して新しいものを創り上げて行くことはなかなか出来ないものかもしれません。


社会は変わり始めていますが、企業は未だ利益が出ていることから現状に甘んじているということが出来ると思います。社長から末端の社員に至るまで、個々人の次元においてはいまのまま現状維持していては、いずれ会社が生き残れなくなると感じていながら、集団心理、企業を支える複雑化した諸制度が個人の力が及ばない所まで来てしまっています。


そんな最中のコロナ禍ですが、まるで企業に外圧を加えるかのように、働く人々の価値観を変えつつあります。リモートワークによる在宅勤務でも充分に仕事がこなせると思う以前に、日本の雇用慣行であった「時間」に対して報酬を得るという考え方から、「成果」に対して報酬を得るという考え方に変化しており、働き方が大きく変わりつつあります。


そもそも日本社会の閉塞感を正していく為の究極的本質は、この働き方を変えて行くところにあるものと考えております。いまの様に、会社という枠組みの中で与えられた役割をこなす仕事のやり方では、人間が本来持って生まれた創造力を発揮できないばかりか、仕事に対する遣り甲斐すら損なってしまうため、そこから人間を解き放つことが必要です。


ちょうど自前主義を美徳としてきた企業も、これからの情報化社会においてスマートシティやMaaSを実現していくためには、企業の垣根を超えて異業種同士が手に手を携えて新しいビジネスを創出して行かなければならなくなっています。その様な社会環境の中で、働き手たちを企業という枠組みの中に押し込めておくことすら時代錯誤と言えます。


これからの時代、働き手は企業という殻から飛び出して、あたかも個人事業者の様に自らの専門性を活かして自らの仕事を追い求めて行くべきであり、兼業や副業といった枠組みを最大限活用して、企業という垣根を凌駕していって頂ければと考えています。どの企業に所属するかということよりも、どの仕事に関わっているかが大切な時代だと思います。


兼業や副業、ギグワーカーという働き方が時代の流れになりつつある中で、企業の存在意義自体が問われるでしょう。そこに至る為には、働く方個々人が、まずは何のために自分が働くのかということを問い直し、そして何処に向かっていくのかを思い描くことが大切だと思います。結果、企業も変わり行くでしょう、企業は単なる人々の集合体ですから。


今日もありがとうございます!
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