誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

働き方により変わる社会!

皆さん、おはようございます!
ホームページのリニューアルをすべく、目下、制作を進めて頂いているところです。やはりその道の専門家に作っていただきますと、全くデザイン面の見栄えが異なり、流石だなと思います。間もなく公開いたしますので、改めてお伝えさせて頂ければと思います。



最近の大手企業の人財活用の動向を見ていますと、コロナ禍による新たな日常を模索するかの様に、ようやく個々の個性や経験、能力といったものに焦点をあてた個人主義とでもいうべき方向へと進み出したように見受けます。これまでの日本の雇用慣行は、新卒一括採用、終身雇用で見て取れる、ゼネラリストを育成する集団主義的な人財活用でした。


会社の命で、人材をローテーションさせながら、その会社で使い勝手の良い、言い方を変えれば、その会社の中だけでなければ活躍の出来ない、多くの人材を育成してきたと言えるでしょう。それは、会社が右肩上がりに成長している時には好都合でしたが、会社に変革を起さなければならない時代においては、その同質性が足枷にすらなってしまいます。


働き手にとってみましても、人生の大半を占める仕事を一つの会社の中で標準化された決まり切った仕事ばかり数十年も携わっていては、自らの人生において自己実現する可能性を奪うばかりか、成長して行こうという意欲が失われてしまいます。また、人生100年時代に、その中間点で定年退職を迎えリタイヤするということも現実的ではありません。


いま社会は、戦後来築き上げてきた、いやもしかすると明治維新以来積み重ねてきた結果である現在の全体最適の仕組みが軋みをあげており、私たちが考えゆくこれからの新たな日常とのギャップに耐えられなくなっているものと感じます。私たちは、これまでの固定観念に捉われずに、あるべき理想の社会を思い描き、実現していく必要があるでしょう。


その時、生活者個々人が視野を広げ、自己の経験と能力を最大限に発揮していくために、いままでの日本型の雇用慣行が足枷になるものと考えておりましたが、杞憂に終わりそうでホッとしております。いままでの社会は企業が中心の社会でしたが、これからは生活者中心の社会へと変容していくことでしょう。個人が主で、会社が従たる立場になります。


人々は、社会の課題を見出し、それを解決すべく仕事という方法で社会に参加することになります。会社を通してそれを実現する以前の問題として、個人として哲学にも似た自分ならではの理念を持つ必要があるでしょう。それを実現するための必要性として、仲間どおし力を合わせる必要があるのであれば、会社という枠組みを活用すれば良いだけです。


その意味で、いまの会社というものは、経営理念やビジョンといったものが、長い歴史的時間軸の中で、社会が求めているものとズレてしまっており、それを再定義するところから始めなければならないと思います。その再定義された経営理念とビジョンに共感するのであれば、自然と人々が集まり、力を合わせて目的を果たしていくことになるでしょう。


人々は、自らの経験と能力を活かし、外に対して開かれた会社というプラットフォームの上で自らの人生の目的である意味を問いかける関係になると思います。また、必ずしも会社というプラットフォームに乗らなくとも、自分自身でその目標を実現して行っても良いと思います。必要なのは、個々人が自分の生きる目的を明確にし自律することでしょう。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する