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コロナ禍後の経済社会!

皆さん、おはようございます!
仕事上で、お客様に対してどの様な価値をもたらすかを分かり易く、一言でいい表わすキャッチコピーにも似た言葉を用意することは重要だと思います。誰もがそれを見聞きして「あ、なるほどね」と阿吽の呼吸で理解して貰えることほど大切なことはありません。



コロナ禍の影響により、生活習慣が一変し、今後、到来するかもしれない第2波を想定しながら、個人も企業も新しい生活のあるべき姿を模索している状況にあるのが現時点だと思います。誰も統一見解の様なものは持ち合せておらず、みな個々にその捉え方が異なっており、いまほど横並び意識の働かない、混迷を極めた期間はかつてなかったでしょう。


楽観論の方は、新型コロナウイルスの感染拡大はこの8、9月には留まり、秋以降はコロナ禍前の平常に戻ると予想している様です。また、悲観論の方は、この後も第2波、第3波が押し寄せて来て、なかなか日常に戻ることが出来ないという見方をしている様です。客観的にみて、現実的にはこの楽観論と悲観論の中間で落ちつくのではないしょうか。


大方の見方は、新型コロナに対するワクチンや治療法が確立するまで、およそ1年半かかると想定している様です。その間は、自粛と緩和を繰り返しながら、少しづつ新たな日常を探っていくことになり、これからの2年足らずの期間に個々人の生活様式は大きく変わって行くことでしょう。この3ヶ月足らずの自粛においてさえ変化がみられますので。


きっと、東京五輪・パラリンピックの開催も残念ながら中止となり、4000万人を期待したインバンドの旅行者も目標を達成することなく終えるでしょう。何が日本の経済を牽引して行くのかが見えない中で、企業セクターの売上がコロナ禍前の状況に戻ることは難しいと言わざるを得ません。消費需要が低迷し、雇用調整なども行われるからです。


負のスパイラルに逆転することが想定されますが、過去における景気低迷と異なるのは、確かに今までの延長線上ではモノは売れなくなりますが、新しい日常への転換が行われる過程の中で、生まれて来る新たな需要もあります。それを見逃すことなく拾い上げていくことが必要でしょう。その根底にあるのが、新しい働き方への移行だと考えています。


いままでオフィスでの仕事が生活の大部分を占めていましたが、やはりこれからはリモートワークが定着していくことになると思います。これは、企業側もメンバーシップ型からより個人の能力に焦点をあてるジョブ型雇用への転換が本格化するからです。企業にとっても、コロナ禍の影響もあり今までの組織運営の在り方が通用しなくなっている訳です。


新しい日常における消費者行動に変化が起きるなら、企業もその需要を取りこぼすことなく、それが出来る能力のある人財を実力主義で登用していこうとする力が働くでしょう。そうです、いままで遅々として進まなかったイノベーションをコロナ禍という外圧により避けて通れなくなっているからです。益々、個人の働き方に依存することになります。


その意味では、生活者個々人の意識と企業のベクトルが一致していることになりますので、この力は瞬く間に社会におけるいままでの常識を塗り替えていくことになります。
個人の人々の拠点は、いままでの都心から郊外の居宅周辺に移ることになると思います。
居宅周辺における利便性の高い流通サービスを充実させていく必要に迫られるでしょう。


今日もありがとうございます!
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