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コロナ禍後の新しい経済!

皆さん、おはようございます!
週末になりますとウォーキングを楽しんでいます。自粛疲れによる気分転換というより、最近、極端に運動不足になっており、増えすぎた体重を減らすためです。1回にだいたい5Km程度を歩きますが、歩いた翌日は全身筋肉痛になり身体に心地よさが残ります。



コロナ禍の影響により、海外諸国との往来が寸断され、また国内における消費需要が低迷し、大手企業に留まらず中小零細企業の経済活動は非常にシュリンクしてしまっているように見受けます。確かに消費者の行動パターンが突如として変容しており、コロナ禍以後の消費者行動がどの様に変わっていくかを充分に見極める必要があるように思います。


多くの見方は、外出自粛要請解除後も振り子は元に戻らず、働き方の基本がテレワークを前提としたものに移り変わると考えられている。考えてもみれば、仕事といえば会社が用意したオフィスに場所を移動することは、会社にとっては合理的なことかもしれないが、私たち生活者の立場からすれば、必ずしも合理的であるとはいえないものと思います。


日頃、よく思いますのは、人間というものは自分の意思に拘わらず、集団心理の影響により行動が大きく左右される(=独りだけ集団と異なった行動をすることに抵抗がある)存在ですが、あるセンセーショナルな出来事により、個々人の潜在的な心理が集団心理に影響を及ぼし変化することで、結果的に個々人の行動パターンも変化するということです。


今回のコロナ禍がそれに相当する訳ですが、誰しもが働き方に対して疑問を持っていたところに在宅勤務を余儀なくされ、私たちの集団心理にも変化を及ぼしたということが出来ると思います。昨年、施行された働き方改革も、これで名実ともに備わり、私たちの社会に変化を及ぼしていくことでしょう。きっと、個人主体社会へと変わるものと思います。


いままでの個人が企業に合わせる働き方から、個々人の能力やライフスタイルに合った働き方に変わって行くものと思います。糧を得て生活をしていけるのであれば、必ずしも企業組織との関係が「正規雇用」という形に拘らなくなるのではないでしょうか。一方、企業側も職務の定義を明確にして、その職務に合致する能力のある人財を据えようとする。


働き方がフラットに柔軟になっていくと考えられます。賃金の考え方も、労働時間が生産量に直結する考え方から、成果としてのアイディアが評価されるように変わるでしょう。
結果、国内における知的生産性が高まり、それにつれて国内の消費需要を底上げし、新たな形の供給と消費という経済的な好循環をもたらす様になるのではないかと思います。


いまの供給サイドは、来るべき人口減少を前にして、また低迷する国内消費需要を前に、その不足する供給の矛先を海外市場に求めていますが、必ずしも不足する企業の売上を安直に海外に求めなくとも、日本の社会がソフト化していくことにより、国内市場に新たな需要が生まれて来るように思います。経済循環とはその様なものではないでしょうか。


その過程でインベンションやイノベーションも起きて来るでしょう。この働き方の変化は、日本国内だけでなく世界中で起きるのかもしれません。ただし、日本のそれは欧米各国と比べると見劣りするものであり、諸国以上にインパクトあるものとなるでしょう。必要なのは、個々人が自らの生活を大切にしたライフスタイルを考えることだと思います。


今日もありがとうございます!
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