誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

プロフェッショナルの仕事!

皆さん、おはようございます!
コロナ禍の影響により生活が一変してから、既に1ヶ月余りが経とうとしています。最初は外出もままならず、不自由も感じたものです。こうやってその生活に慣れてしまいますと、今までの生活には意外に結構、無駄な行動もあったことに気付かされるものです。



私たちは、日々の生活の中で、特に言葉の意味に気を留めることなく「プロ」とか「プロフェッショナル」という言葉を使用しているものと思います。言葉のイメージとして、仕事として一定の専門的な技術分野を持っていることはあたり前として、それを自分の目線からではなく、相手の立場に立って自在に操ることが出来る神業的な印象を受けます。


このプロフェショナルという言葉の意味を少し調べてみますと「主たる収入を得るために専門的な仕事に従事し、その能力が高く、その仕事の技術に優れ、確かな仕事をする人」という答えを得ることができます。技術に優れた確かな仕事をする為には、知識が詰まっているだけでなく、それが経験を通して身体に染みついている必要がある様に思います。


それは日本語でいう、超人間的な技術や行為を表す「神業」に通ずるものでしょうか。その域に達するまでには、ただ単に先端技術や先端知識を形式知として頭に留めるだけでは為し得ず、豊富な失敗経験や成功体験を通じて身に付けた直観や勘といった暗黙知の世界にまで昇華されてはじめて、身に付けた技術を自由自在に応用できるものだと思います。


よくプロフェッショナルは、時、場所、場合を選ばないと考えられていますが、TPOを選ばずに持てる能力を臨機応変に引き出していく為には、やはり知識量よりも経験がものをいうのだと思います。確かに、技術としての形式知は、日進月歩、新たなものが生み出されますが、豊富な経験を持っていれば直ぐにキャッチアップ出来るものでしょう。


それが応用力というものだと思います。応用力とは、既に得た知識を使って、新たな事柄に対応する力を指しますし、逆のことを言えば、基礎となる知識があるからこそ、それを別の局面で生かしながら問題を効率的に解くことができる訳です。言い方を変えれば、プロとは、基礎となる技術を土台として、臨機応変にその技術を応用できる人でしょう。


それから忘れてはならないのは、プロというものは、ただ単に専門的な能力をアウトプットできるだけではなく、人間的に豊かな心を持っている必要があると思います。思いやり、相手の立場に立って物事を考えようとする態度、笑顔、前向きな姿勢といった言葉で表わされる、独り善がりでない人間として広い心がないと良い仕事が出来ないでしょう。


プロたりとも一人の人間として、社会の関わりの中で生きている訳ですから、審美眼にも似た心で社会を捉える眼をもたないと、応用力の発揮すら覚束ないと思います。基礎となる知識の上に、様々な経験を通して応用力を身につけようとも、その社会の関わりの中で自身の立ち位置が見えていないと、適切な経験を積上げていくことが敵わないからです。


プロになるということは、一流の組織に所属していなければなれないというものでもありません。ある一定の分野で、愚直に一つのことを遣り続けることだと思います。その中で、人間としての自身の精神が磨かれていくものでしょう。健全な精神は健全な身体に宿るではありませんが、全ては健康な肉体を土台としていることも忘れてはなりません。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する