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個性を認め合う社会!

皆さん、おはようございます!
人間だれしも、得て、不得手があると思います。いまの教育は、その得て、不得手に関係なく、均質的な能力をもった人財を輩出することを目的としています。しかし、その人個人の個性(得て)を更に伸ばした方が、その人にとっても社会にとっても有益でしょう。



人間の争い事は、得てして各々が自らの考えを相手に対して主張し過ぎることが発端ではないかと思います。欧米文化、特に米国の様に多民族国家は、国民の一人ひとりの主義主張が異なるため、止むを得ないところもあるのでしょう。それに比べて、日本は単一民族国家であり、阿吽の呼吸で意思疎通が出来るため、比較的争いごとも少ないと思います。


当然、人それぞれ生まれながらにして、育ってきた環境も異なれば、その後の経験も異なる訳ですので、考え方が異なってあたり前だと思います。我が国の場合、長らく教育制度において、集団行動や均質的な能力を養成してきた為、他国に比べ相手を理解することに労を費やすことなく、社会的に調和のとれた生活を送ることが出来るものと思います。


一方で、日本でもビジネスの世界などでは、企業のグローバル化の進展や、行き過ぎた経済合理性のため、自己の企業の利益を守ろうと不要な争いが増えているように感じます。その様な企業で働く社員達も、どことなく自らの利益ばかりを主張し、ぎすぎすした人間関係となっているのではないでしょうか。行き過ぎた権利主張は生産性を低下させます。


ビジネスにおける交渉の場面を想定した場合、お互いが自己の権利主張ばかりしていては纏まるものも纏まらなくなってしまいます。交渉上の戦術として、まずは当方の利益を最大限主張することもあるでしょうが、それは互いの落とし所を見極めた上での建設的手法であり、やはり予め相手の立場を理解した上で交渉に挑む必要があるといえるでしょう。


この相手の立場を理解するということが、なかなか難しいと思います。本当の相手の立場を理解するためには、相手の立場に成り変わらなければ分からないからです。しかし、それは自分の尺度で相手の言葉を聞いていては、いつまでも相手を理解することに覚束ず、やはり相手の物事の考え方の尺度を理解しようと歩み寄る努力は必要なんだと思います。


勿論、自分の周囲の人すべてに同じ程度の努力を注いでは疲れ果ててしまいますので、そこはメリハリを付ける必要があるのだと思います。中には、どうしても相手の尺度と自分の尺度に相容れないものがある場合もあるでしょう。その時は、最初からその相手には近づかないことだと思います。個性の時代は、共感する人々が集い合う時代でもあります。


これからの時代、自らの個性を高めて社会で活かしていくことが望まれます。それと同時に必要とされるのが、コミュニケーション能力なのでしょう。人間は、独りでは生きていけないことはあたり前のこととして、個性を持つ人間と人間が連携し合うことにより、社会に新しい意味や価値を創りだしていく為の良好な人間関係も忘れてはなりません。


相手の個性に着目して認め合うことが、これからの時代に望まれると思います。それは個人レベルから企業レベルに至るまで必要とされることでしょう。画一化が進んだ社会の中で、自らが持つ得ての部分を伸長させ、更にそれを伸ばしていけたら、個人にとっても企業にとっても幸せなことはありません。個性が緩やかに連携し合う社会が望まれます。


今日もありがとうございます!
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