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マッチング!

皆さん、おはようございます!
「健全な精神は健全な肉体に宿る」ではありませんが、自分の身体を最良な状態に維持しておくことは何にもまして必要なことだと思います。人生も後半に差し掛かりますと、何かしら不具合が出がちですが、それをいい訳にせずいつまでも若さを保つべきでしょう。



マッチングといいますと何を思い浮かべますでしょうか?日頃の職場での仲間たちと仕事を進める上での人間関係における相性や、さてまたは人材紹介業における求職者と求人会社との紹介業務など、私たちの生活の中には様々なマッチングがあると思います。PCでマッチングを検索してみますと「調和する」「組み合わせる」などの意味が出てきます。


私の知人は、マッチングは利害が絡むと途端に難しくなるので忍耐力が必要であり、それ以前に人好きでなければ出来ないことを教えてくれました。普段、意識することはないのですが、その様に言われてみれば確かに究極的には人と人の間を取り持つ役割を担う訳ですから、人に対する飽くなき探求心を持っていなければ出来ないものかもしれません。


私も、ビジネスにおいてマッチングを行うことがあります。形式的には会社対会社の中を取り持つことになりますが、その実はその会社を司る人と人の間のビジネスを通した相性や組み合わせの問題であり、シーズを持つ会社とニーズを持つ会社の呼吸合わせだと思います。中小企業であるほど、事業を担う役職員の個性が色濃く出るものかもしれません。


自分が持つ限りある人脈の中からでも、丁寧にシーズとニーズを見極めて行きますと、意外にも多くのマッチングの可能性を見出すことが出来ます。例えば、販路を広げ、商材を増やしたい松本の林業会社と地域の個性豊かな木材を取り揃え、様々な商品企画を行うDIY工房の運営会社をマッチングし、キックオフイベントで薪割り大会を実施する等。


その他にも、スマホのPC型デバイス拡販と資金調達を目指す企業とクラウドファンディングやECの代行ビジネスを行う企業のマッチングをし、目標金額の40倍を達成するなどの例もあります。マッチングを通し、新たなビジネスの可能性を見出す醍醐味を感じることができ、それがまた自身の次なるマッチングへのモチベーションに繋がっています。


思い返せば、長年、M&Aやアライアンスに携わって来ており、これなども正しく企業間のマッチングということになると思います。ただ単に同業者同士の事業を統合するような市場を獲得する形(=水平統合)のM&Aではなく、各企業が持つ事業資源(=シーズ)を組み合わせて新たな事業を創出する戦略を考えることが自身の持ち味だと思います。


化学メーカーの下請けに過ぎなかった金型メーカーについて、3DCADや海外拠点を獲得するM&Aを行い、自動車メーカーのパートナー企業として蘇らせたこともあります。使い道のない工業団地の土地に、米系ファンド資金を使い物流倉庫を建て、専用倉庫として物流会社を誘致し、化学メーカーの分散した物流拠点を集約したこともありました。


過去を遡れば、今までに3組のカップルの仲人役を担ってきたことなども、私のマッチング好きを物語っているのかもしれません。そのマッチングをビジネスにまで昇華させて行く為には、単に当事者の仲を取り持つだけに留まらず、その組み合わせにより創出される新たな事業の設計や組み立て(=企画開発)にまで手を入れていくことが必要でしょう。


今日もありがとうございます!
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