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共創社会を育む!

皆さん、おはようございます!
ブログを始めて3年余りが経ちます。最初のころは、自分の考えていることを出し惜しみしながら呟く程度だったと思います。それが今では、自分の考えを広く伝えていきたい等と思うようになっています。これも情報社会における自己表現の方法なのでしょうか。


これからの社会は、様々な観点から今まで築き上げてきた社会の枠組みを変革していくことが必要かと思います。その時に、現在の私たちに欠けているのは明日のあるべき姿を描くことではないでしょうか。チャップリンの映画モダンタイムズではありませんが、日々の機械的に反復する営みという呪縛から解放されなければならないのかもしれません。


毎朝、混雑する通勤電車に乗って自宅から職場へと場所を移動する変わり映えしない営み、職場に行けば自らが為すべき仕事が決まり切っていて、1ヶ月後、1年後の自分の働いている姿が見通せてしまう営みなど、それがあたり前であるが如く自分を納得させてしまい、疑問にすら思わなくなっている姿に足を止めて俯瞰してみる必要もあるでしょう。


しかし、考えてもみれば、その様な社会の枠組みは、近代産業化の過程で身につけてきたことであり、それ以前の社会ではそこまで時間にあくせくすることなく、自身の体内時計に従って行動をしてきたのではないでしょうか。それが、人間に備わった持って生まれたリズムと受け止めれば、現代文明のそれは人間にとって無理を強いていると言えます。


高度に専門分化した成熟社会は、それを維持するために規律で守られています。私たちは、その規律に従うことによって、物事を自ら自由に考えているようで、実はその枠組みの中でしか思考していない現実に気付くべきかもしれません。経済合理性、効率化の押し寄せる波の中で、日増しに忙しくなるばかりで、他者との会話すら憚れる有様です。


人間には、本来持って生まれた暗黙知という、経験などによって育まれる独創的な直観、閃きというものを持ち合せていますが、いまの社会では、特に会社組織ではそれら直観や閃きといった普遍的となっていない知識に対して疎んじてしまう悪しき慣習があります。
合議制で運営するということは、独り善がりな知識を相いれないものかもしれません。


しかし、翻って伝統技術などに目を向ければ、機械では表現の出来ない精密性より職人の技の方が勝っているという様なことは枚挙にいとまがないと思います。科学的に立証の出来ないことは、採り入れることは出来ないとする形式論を重んじる現在の社会はどこか可笑しいと思うのは私だけでしょうか。それでは何時までも社会に変化が起きません。


もっと個々人が持つ暗黙の知識に目を遣り、それを私たちの普遍的な知識へと昇華させる機会を増やしていくことこそ必要なんだと思います。その為には、現在の息詰まるような社会の枠組みを緩やかにして、もっと個人個人を尊重して相手を理解しようとする余裕が必要だと思います。もっと、意識的にコミュニケーションを図っていくことが大切です。


共に相手が持つ暗黙知を引き出して行こうとする建設的なコミュニケーションをとって行くことが、創造的でイノベーティブな社会を育むことになると思います。このことは、いま社会で活動する人々すべてが意識的に変えて行こうとしなければなりません。日々の営みに捉われてばかりいずに、持って生まれた暗黙知を自由に表現していきましょう。


今日もありがとうございます!
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