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CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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街を創る!

皆さん、おはようございます!
昨年の今頃は、あいにくの雨の中、松本の牧場で大人のキャンプ(野営?)を楽しみ、大いに盛り上がったことが思い返されます。地元の人々との少々ワイルドな懇親を兼ねた企画で、地場で獲れたジビエや野菜をつまみに大いに話しが盛り上がる楽しい一コマです。



いまの私は、新たに事業を立ち上げたい方々と共に事業をオーガナイズすることを生業とするようになっています。単にアドバイスするのみならず、自らも一緒になって事業を創ることにとても遣り甲斐を感じます。事業を財務係数面や法律関係から把握し、リスクを回避しながら立体的に作り込んで行くプロセスは、まるで建物を立てている感覚です。


あまり業界、業種などに拘らずに目の前にやってきた仕事に自然体で取り組んでいる感じですが、思いとしては少しでも多くの方に事業を立ち上げていただき、地域の活力を高めて行ければと考えています。企業内起業もあれば、まっさらな状態からの個人での起業もあるでしょう。何れの形態であろうと、それがいま私の考える街づくりだからです。


もともと地域経済の活力に魅せられて大学卒業後、地域金融機関に就職し、その後、流通グループ系の総合不動産開発会社へ転じたのも、街づくり(≒地域づくり)をしたかったからであることが思え返されます。バブル経済崩壊によりその時の夢も打ち砕かれてしまいましたが、改めて地域づくりが私の目指すところであることに気が付かされます。


ある知人からの一言を切っ掛けに、高校時代からサイクリング車に乗って自分の足で日本全国を津々浦々巡った時のことを思い返しました。とても地味な趣味なのですが、たまたまクラスメイトであった親友2人が清里にサイクリングへ行くことを聞きつけ、慌ててその後30年以上の付き合いになるブルーの愛車を買い求めたことが思い返されます。


初のサイクリングは清里まで電車で自転車を輪行して、甲府までを下ってくる確か走行距離100Km程度の行程であったと思いますが、その時の爽快感はいまでも忘れることが出来ません。それ以来、私が言いだしっぺになり大島、佐渡島、北海道、四国、九州へと行く先が遠方に、そして走行距離も数千Kmと延びていったことが思い返されます。


ツーリングの醍醐味は、その地域地域の地理的状況を身体で感じ取れることです。北海道であれば平原が続く大地の様に見えますが、実はアップダウンが繰り返される地形が果てしなく続いた先に突如として街が現れます。その街がその場所に出来たかを身体をもって理解出来る訳です。沿道で見かけた気になる農家にフラッと立ち寄れるのも魅力です。


港では、蟹獲り漁船の漁師の方と仲良くなり一緒に漁へ連れて行ってもらい、晩御飯に花咲ガニを振舞われたなどという経験も醍醐味です。そういった地域ちいきで織りなされる生計を立てるための営みが地域経済を支えていることにとても新鮮さを感じたものです。働くことの原点とでもいうのでしょうか、分業社会では忘れ去られた本質だと思います。


若かりし頃は、ハードウエアとしての土地開発や建物建設を通した人為的な街づくりに憧れたものですが、いまは人々が織りなす働きがいの束が結果的に素晴らしい街づくりに寄与するものと考えています。行き過ぎた分業体制の社会の枠組みでは得られない、人々の英知が如何なく発揮される社会を創ることが、いまの仕事の土台になっている訳です。


今日もありがとうございます!
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