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個性を生かし仕事をする!

皆さん、おはようございます!
穏やかな三が日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。これだけ落ちついて、まとまった時間をのんびりと過ごすのは久しぶりです。年始早々、馳やる気持ちを押さえながら、今年は自分の目標に確実に近づいて行きたいと考えています。



自身の個性を生かすとは言いましても、まだまだ仕事を通して社会で求められている課題を自分なりに解決していく必要があると思います。曖昧、複雑、不安定な社会の過渡期にあたり、今までの慣習や考え方に捉われることなく、未だ見えぬあるべき姿を追い求め、心地よい暮らしを現実のものとしていくことが生きる上での目標だと考えています。


こんな破天荒にも似た考えに立つのは、きっと自らの好奇心の趣くまま、1つの会社に留まることなく、自分の遣りたいように仕事に向き合ってきたからだと思います。それから、自らの性格かもしれませんが、あまり目先を小手先で丸く収めることが出来ない性質で、物事の本質を理解した上で、抜本的に手直しをしたいと考えるからだと思います。


それを実現していく技を習得してきた経験として、やはり大手流通系ディベロッパーでの会社再建業務というものが、いまの自分自身の拠り所となっていると思います。ちょうど20才代後半から30才代前半の第一線で仕事を遣り始める時期に、希望退職により従業員数が1200人から400人へと激減し、40才代の管理職がいなくなっています。


単に事業の企画や管理を行うばかりではなく、再生し流動化しなければならない事業の担当者として、会長・社長や弁護士とマンツーマンで叱咤激励されながら業務を進めて行く様は、なかなか経験の出来ることではありません。実際に、事業場に出張って行って、地元の利害関係者を調整しながら事業の立て直しを図っていった経験が思い返されます。


ただ単に机上の数字を追いかけるのみならず、実際に自分の足でその数字の意味を裏付けてきた経験は、事業をリアルに見立てる方法を習得してきたという意味で、いまの財務を専門とする私自身にとって、ただの財務屋には収まりきれない個性になっているものと思います。そして、そこに物事の本質を直視しようとする気質がブレンドされています。


この時の経験を携えて、元大手証券会社からスピンアウトして出来た日本のM&Aアドバイザリー会社の草分けや大手化学メーカーでM&A業務に従事することになる訳ですが、誰からも仕事を教わる訳でもなく、如何なく持てる力に磨きを掛けることが出来たと思います。少しでも事業を良くする為に、不足する事業資源をいかに補完してやるか。


どの事業と事業を統合することにより効果を最大限発揮できるか、統合後に想定される企業価値を推定しながら検討を行っていく訳ですが、その企業のおかれた市場内でのポジションや事業構造の持つ強みや弱みを如何に補完させて企業価値を高めて行くかが醍醐味となります。流通業界、化学業界、IT業界など40件余りの案件に携わって参りました。


外形的に見れば、金融、会社再建、M&Aといった業務を行う人ということになるのですが、その底流にあるのはやはり事業に対する目利き力とそれを財務数値で表現していくことが私の個性ということになります。ただし、それは技量としての個性であり、その後、自身の性格をも相まった個性が強く自らの仕事に反映されていくことになります。


今日もありがとうございます!
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