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これからの社会の仕事!

皆さん、おはようございます!
今年最後の三連休を満喫しようと、葉山と浅草へ出向いてきました。天候にも恵まれ、時には息抜きをすることも大切だと実感しています。今年は、連休に雨が多く外出することが少なかったのですが、偶には非日常空間に身を置くことも必要だと思います。



やはり今までの経済の枠組みである、労力や資本を企業という主体に集中させて大量に製品を生産し、供給していくという枠組みは、限界に達していると思えてなりません。ややもすると経済合理性にばかり目を奪われがちの企業は、極限にまでコストを削減する為に働き手の業務を全体最適に必要な機能として徹底的に標準化し効率性を追求しています。


この企業という枠組みにおける内側に目を向けた業務課題を徹底的に掘り下げて、課題を解決していく分析的かつ分業的な業務の進め方は、非常に複雑で高度に専門的なメカニズムを確立する一方で、外部の変化に対する脆さを露見しています。それが変化の少ない直線的な右肩上がりの経済環境であれば、こんなに盤石なシステムはないと思うのですが。


働き手も、その様な硬直的な企業の枠組みに、将来が見通せない息苦しさを感じているようです。人間とは、本来、自己の目標を実現していこうとする能動的な動機が備わっています。社会と関りながら自らの能力を発揮し、人生を充実させていこうとする期待は誰しもが持ち合わせているにも拘らず、現実とのギャップに苛まれている現実があります。


最近では、企業も働き手に副業を認めつつあり、また副業人財を向かい入れる企業も増えつつあります。働き手にとっても、いままで自身が身を捧げてきた企業の枠組みを通した仕事のあり方ばかりでなく、一つの光明が射してきていると歓迎する向きが多いのではないのでしょうか。社会との関わりを躍動的に感じながら仕事に取り組むことが出来ます。


生業(=なりわい)という働き方を志向している方々も増えているように感じます。副業時間を生かして、自らの玄人はだしの趣味や特技を生かして、自分の思うがままに自由に商品やサービスを顔の見えるお客様に提供することに醍醐味を感じるからでしょう。必ずしも思ったような収入が得られないかもしれませんが、働いている感覚を実感できます。


企業に勤めているときのようにダイナミックな仕事ではないかもしれませんが、全てを自己完結できる楽しさがそこにあるでしょう。ただし、その生業というビジネスにも一事業主体であるからには、例えばコトづくりばかりではなく、自らが不得手とする管理ごとなどの仕事も行っていく必要があり、必ずしも楽しいことばかりではないかもしれません。


やはり生業を営んでいくからには、誰しもが事業を成功させていきたいと考える筈です。
すべての仕事を自己完結するのも良いですが、望むべきは自らの強みとするところに集中し、それ以外の仕事はそれを強みとする他者に委ねることも必要でしょう。これからの生業ビジネスもその様なパートナー関係を築いていくことが一つの王道だと思えます。


人間ひとりで根詰めて考えるよりも、やはりもっと価値観を共有する人々と交流する方が、新しい発想や考え方を得やすいメリットもあります。このことは翻って、企業においてもいえ、求心力を源泉とする組織体制から遠心力の働く働き方へと変革していく必要があるでしょう。もっと、企業の垣根を越えた様々な働き手と交わる働き方が望まれます。


今日もありがとうございます!
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