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自分の可能性を信じる社会!

皆さん、おはようございます!
JR中央本線が普通のため、久しぶりに中央高速で松本まで行ってきました。片道200Km強の距離ですが、若い頃と違い車を運転していて集中力が続きません。1時間も運転すると疲れてしまい、談合坂SA、双葉SA、諏訪湖SAと休みながらの道中でした。



今日は人間か本来持って生まれた能力について、少し大袈裟ですが地球規模の大局的な視点に立って俯瞰してみたいと思います。人間は、もっと野生的ともいえる動物として独創的な能力を持っているはずです。しかし、いまの社会の枠組みではそれを生かす場面が少なく、哲学的、芸術的ともいえる考える力が弱まっているような気がしてなりません。


確かにいまの高度に発展した文明社会を長い時間スパンで振り返って比較してみますと、人間の叡智は他の動物とは異なる非常に優れた能力が備わっていることを認めざるを得ないと思います。単に自己の利益のためだけに糧を求めるのみならず、人類が共存しながら発展していく為に、社会福祉的な観点からいまの社会の枠組みを創り上げています。


しかし、昨今の社会の状況をみますと、都市システムや科学も目に見える発展が限界に近づき、非常に高度で尖鋭化した部分で凌ぎを削っているように見えます。人類が蓄積した叡智の上に、更にそれを突き詰めているため止むを得ないことかもしれませんが、それだけあらゆる点において社会が成熟しているという見方も出来るでしょう。


例えば、会社という枠組みにおいては、あらゆる業務が標準化され、日増しに増える社内規定に従って仕事を進めていかなければならないくらい、働き手にとって自由度が奪われる息苦しさがあります。また、その様な会社たちをマクロ的に俯瞰すれば、日々、何事もなかったように決まったことを決められたとおりに進めることで時が流れています。


科学の世界では、先人の叡智である先行論文という枠組みを積み重ねて、現行の社会で日々起きている新たな事象を解釈していくプロセスを経る必要があります。一定の科学領域の中で一般化された形式知に新たな視点(=直感という暗黙知)ををもって仮説を立て、それを演繹的、かつ帰納的に論証し人々に認めてもらう作業をともないます。


その意味では、いまの社会に適合しながら合理的に生きていくためには、先人の叡智を知識として学んだうえで、その枠組みの中で新たな知識を付け加えていくという作業が必要です。しかし、よくよく考えてみますと、現在の都市システムであれ、科学であれ、森羅万象の一面を照らしているだけであり、全てを言い表しているわけではありません。


各々の確立された知識領域というものは、飽くまで今まで私たちが焦点をあててきた表層的な一部に過ぎず、私たちがこの地球環境で生活を営む上では、まだまだ未知な領域の方が多いといえるでしょう。特にいままで築き上げてきた社会の枠組みが成熟化し、将来に対して不透明感が漂う現在においては、新しいフロンティアを模索する必要があります。


その為には、いままで私たちが無意識のうちにあたり前と考えている固定観念を一旦度外視し、なにものにも捉われない自由な心と人間に備わった叡智をもってこれからの社会、自らの生活を思い描いてみる必要があると思います。とても壮大で独創的な活動ですが、人間にもともと備わっている能力ですので、それを呼び覚ますことが大切でしょう。


今日もありがとうございます!
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