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リノベーション起業!

皆さん、おはようございます!
7月も最終金曜日を迎えた一昨日でしたが、都内を歩いていますと夏休みを思わせる装いで電車に乗っている老若男女、家族連れが目立ちました。夏本番、プレミアムフライデーを利用してつかの間の息抜きを楽しんでいるのでしょうか。



仕事でお付き合いをさせて頂いている次男と同じ年くらいの20歳代半ばの青年と久しぶりにお会いしてきました。まだ大学を卒業して数年しか経っていないのですが、時折のぞかせる笑顔と若者らしい爽やかな一途さに思わず父性本能?!をくすぐられてしまいます。まだまだ学ぶことも多いのでしょうが、その行動力には目を見張るものがあります。


聞けば、学生時代より大学に通いながらスタートアップ企業で仕事をしてきたつわもので、同じ身を粉にして働くのであればサラリーマンではなく起業をしたいとのこと。
既に営業先で知り合ったとある企業のオーナーに見染められ、のれん分けによる起業を促がされており、本人もやる気満々のオーラを出していました。


いま携わっている仕事と事業領域は異なりますが、何れも中小企業のオーナーや資産家の懐に飛び込まなければならない仕事であり、彼のキャラクターを持ってしてお客様に接して行けば必ず成果が得られるだろうという直感が働きます。必ずしも流暢な話術を持っているとは言えない彼ですが、実直さが伝わって来ます。


時代も、特に閉塞感漂うオーナーや資産家にとって、新しい若いエネルギーを必要としていると思います。そのオーナー経営者の意向を聞いてみれば、いまある事業を今までのまま続けても経営は安定してはいるものの成長することもない様で、それであれば若手起業家を育てる意味を含め、若手に事業の一部を委ねてみたいということの様です。


時代の変革期にあって、中小企業のオーナーや資産家も事業内容や資産の運用方法を変えて行かなければならない過渡期にあり、どの様にそれを成し遂げていくか思い悩んでいるものだと思います。お抱えの税理士や弁護士といった先生方に相談したところで、それに対する明快な解答は得られないものでしょう。


きっと若い英知であれば、既存の事業や資産を新たな時代の流れを咀嚼して独創的なアイディアや考え方で改編していくことが出来ると思います。この時ばかりは、期待される若い彼に成功してもらうべく、彼に不足しているところを補いつつコーディネーターに徹してサポートして行きたいと思ったものです。


まだまだ事業の目的をお金を稼ぐことと捉えている彼に、自分ならではの事業コンセプトを持つことの大切さをアドバイスしたり、のれん分けとは言いましても具体的には新たに企業を設立して営業を譲り受けるか、オーナーに事業を新設分割してもらいその新設会社の株式を譲り受ける方法があることを分かり易く説明してあげました。


まだ、そのオーナーが営んでいる事業の実態が見えてこないのですが、最初から自分のカラーを出そうとするのではなく、まずはその事業の本質を理解しながら少しずつ自分の遣り方で事業を変えていけば良いと思います。その様なことを行いながら、資金調達などの管理ごとも行って行かなければなりません。


事業を譲り受ける本人からしてみれば未知の考えることが沢山あり、不安感も募ってしまいます。その目に見えない将来に対する不安に一つずつ応えてあげることも役回りとなるでしょう。最初から全部を自ら抱え込まないで、自分のできることから少しずつ経営、起業というものに慣れていって頂きたいものです。


いまの若い方々は、これからの不透明な社会、方向性が定まらない遮二無二分業化されたタスクを追求すること(=微分経済という見方が出来ます)を要求する企業に対して、素直な気持ちで疑問を呈しています。若き社会人たちは、いまの社会や企業のあり方を受け入れなければならないと思いながらも、一方でそれが出来ない状況にあります。


混沌とした社会や企業の中で、思い悩むことも多いと思いますが、焦らずに自らが思うまま自身の考えを貫き通して頂きたいと思います。きっと、その結果として新たな社会や企業の進むべき方向が導き出されてくるものと思います。いまの社会や企業に迎合することなく、自らの人間としての感性を信じていくべきです。


私たちシニア層も漫然といまの社会や企業に迎合することなく、絶えず問題の真相を俯瞰して改善に務めて行かなければなりません。今後、どの様な社会や企業にして行くかについては、これからの時代を生きる若い方々の視点を咀嚼しながらも、それを実現していくべく支援者としてサポートしていくべきでしょう。


今日もありがとうございます!
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