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情報化社会!

皆さん、おはようございます!
陽の出の時間はあまり変わらないように見えますが、陽の入りが随分の伸びましたね。。
12月は4時半には暗くなっていたのですが、いまは5時を過ぎてもまだ明るいです。
こうやって日に々に、また春、夏と近づいて行くのですね!



ふと、20数年前にある流通グループに勤めていた時のことを思い出しました。
直属の上司である部長との他愛無い会話の中で「組織というものは上司が黒と言ったら、それが間違っていても白ではなく、黒として行動するのが組織人である」ということです。その部長、年の頃で40歳代中頃で、非常に屈託のない明るい方です。


その素晴らしい性格のせいか、グループの中でも最年少で部長まで駆け上がり、労働組合の書記まで努められた経験を持ちます。時の社長からも随分と寵愛されていたようです。
20代後半だった私は、その白黒の極端な話しを不思議に思いつつ、半信半疑で受け流していた様な記憶があります。でも、企業組織のある一面を物語っているのでしょう。


なぜ、この様なことを思い出したかといいますと、工業化社会におけるピラミッド型の上から下へのヒエラルキー組織は、意思統一が図れないと組織として統率が図れないと思ったからです。以前、銀行に勤める友人からも「魂を抜かれて人前になる」と常日頃上司から言われたという話しを聞いたことがあります。


これが高度経済成長を支えて来た、ある意味で一糸乱れぬ集団行動を美徳とする日本の企業ですが、つい20数年前まではそういう状況だったのですね。確かにモノが不足していた、一心不乱に仕事に打ち込めば打ち込んだだけの成果が上がる時代には、将来のことを考えずにその時々のことだけを考えていれば結果が伴っていた訳です。


それがバブル経済が崩壊し、20年余りものデフレ経済とタイミングを同じくして創出された情報技術の進展により、企業も過去の経験の延長線ではモノが売れい時代となっています。消費者は単にモノを購入することにより欲求を満たす消費から、自らのライフスタイルとの関係を問う「コト消費」に消費者動向が変化していったからです。


その様な時代の変化を捉えて、企業組織も直ぐに体制を変えれば良いものと思いますが、そこは完璧なまでに規模の経済を追求する仕組みを作り上げており、先の白黒の様な企業文化が慣習として残っています。企業が破綻に追い込まれて、強烈なカリスマが登場でもしない限り、自助努力で組織を急変させて行くのはなかなか大変だと思います。


ある自動車メーカーに勤める開発エンジニアの話しですが、今でも出世をする為には人一倍残業をすることが暗黙の了解となっているとのことです。組織のリーダーたるものはその位の腹を持っていなければ務まらないということの様ですが、一度、組織に根付いた文化を変えて行く為には、それなりの時間を要するものかもしれません。


工業化社会から情報化社会への移行期にあって、集団という組織行動を考慮すると一石飛びに急に会社の運営方法が変わるとは思えませんが、そんな企業でも少しづつ変化が出始めているものと思います。情報革新が、速度を上げて進みだしていますので、企業もいつまでも従来の仕組みのままではいられません。


情報化社会においては、上司部下に関係なく、誰でも等しく情報を得られる時代です。その様な時代では、必ずしも判断を上司だけが行うものではなく、担当者であっても対外的には会社を代表する者として自律的な行動が求められると思います。上司はその担当者の判断をサポートする立場となることが一つのあり方ではないでしょうか。


また、今後の基幹産業である自動車業界の進むべき道は世界的にCASE(情報化、自動運転、共有、電気)の方向に向かっており、従来の産業の仕組みを転換させるために急速に外部企業との連携や働き方の改革を行いはじめています。日本のメーカーといえば自前主義をモットーとしていましたが、時代のスピードがそうさせている部分もあります。


それ以上に、異文化を背景に持つ個々人が交錯することにより新たな知恵やアイディアを生み出す力が高まることにもあります。ある事象を見た時に、同じ環境や文化にいる人たちですと同じ様な物事の見え方しかしませんが、異なる環境や文化にいる人たちが交わると異なった見方をするので、お互いに触発されるものです。


情報化社会は、個人に自由に情報を検索し発信する手段を授け、個々人が思い思いに新しい知恵やアイディアを創出しはじめています。スマートフォンやタブレットの中だけの話しではなく、いままで知り得なかった人々が直接会ってコミュニケーションすることにより、更に知識の創出が加速して行くものと思います。


情報化社会における、このメカニズムが個人のレベルから、企業、地域まで社会の仕組みを大きく変えて行くことでしょう。以前、堺屋太一氏が「知価革命」という本を出版されていますが、正しくその様な時代が到来したと思います。個々人がより良い豊かな暮らし創造することが、ますます個人が主体の社会に変容させていくでしょう。


今日もありがとうございます。
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