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シニア就労!

皆さん、おはようございます!
もう少しカウンセリング技術を深めてみたいと思いつつ、専門書を紐解く位でなかなか纏まった時間を充てられないジレンマがあります。私の関心事は、事業を営む方々やこれから事業を営みたいと考えている方々の精神的な重圧を理知的に捉え少しでも和らげることです。



65歳以上の就業率は25%程度と聞き、自分の年齢と重ね合わせると少しばかり寂しい気持ちにさせられます。少なくとも、まだまだ精神的にも肉体的にも元気な70歳くらいまでは現役で頑張れるのではないかと思います。その就業率が10ポイント上がれば働き手は300万人増えると言いますから、これからの人手不足を解消する切り札となるのでしょう。


今後、シニア世代の就労を増やすには、いま働けていない理由を解消する必要があるでしょう。短時間勤務を希望するシニアの場合、仕事を細分化して未経験者でも出来る仕事を勤務できる時間に割り振るといったマッチングで就労を増やしていると思います。その為には、受け入れる新卒を育てることを理想とする多くの企業の意識を変えて行く必要もあります。


確かに新卒で大学を卒業して38年間も同じ会社に勤めていますと、その居心地の良い同質集団の中でのみ通用する仕事の回し方を身に付けることは出来ても、アウェイで通用するスキルを身に付けづらい課題が浮かび上がってきます。過去に照らし合わせる慣習のない直面する課題を解決していくためには、会社という枠組みの中から判断していてはいけません。


そこに早くから気付きリスキリングを行うべきですが、井の中の蛙では頭では分かっていても、なかなか行動がともなわないのが現実でしょう。その意味では、ここでも会社側に新入社員に対する研修のみばかりでなく、シニアに至るまでの継続的な生涯研修システムを行うべきだと思います。日本の会社がお家主義を採り続けるのであれば、当然のことでしょう。


そうでなければ、会社と従業員の関係を正規雇用という形態だけでなく、あたかも個人事業主に業務を委託する形態に移行させて行くべきだと思います。一国一城の主の様に事業主体として労力を提供していると、世間の厳しさを身にしみて感じながら自らのスキルや専門性を高め続けていかなければならない、緊張感を身に纏いながら仕事を行うことになります。


自分の仕事を自己責任で世に問うていくことは、慣れないうちは非常に精神的な重圧となります。サラリーマン時代にはいとも容易く出来ていたことも、その品質、効果を問われますと怖気づくのが人間というものです。そこが分水嶺となるのですが、その恐怖心も慣れだと思います。でも本来、サラリーマンであってもその位の緊張感を持って仕事をすべきです。


人財を過保護に育成するのか、放任主義で育成するのか分かれ道に差し掛かっていると思います。人手不足という直面する課題がありますが、それ以前に会社の将来に対する不透明さと実感を伴わない短視眼的業績を見てますと、後者の方に舵を切るのではないかと思います
。その現象として、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ移行する企業が増えてます。


移行期は混乱して大変かもしれませんが、自由かつ自律的に自分の仕事に取り組めるほど幸せに感じることはないでしょう。その為にはブレない意志とビジョンを明確にする必要があるのです。それさえ備わっていれば、別に会社との業務委託的働き方でなくとも自分で起業しても余り変わらないでしょう。その精神的な壁を乗り越える術を一緒に考えて行きたい。


今日もありがとうございます!
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