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ビジネスデザインとは!

皆さん、おはようございます!
人間には様々な能力が備わっていると思います。先天的に身に付いているもの、後天的に身に付けたもの。その何れにも固執せずに自分の人生の目的を目指して総合力を発揮することが天命だと思います。その総合力というものが暗黙知に基づくその人唯一の個性でしょう。



プロダクトデザインと対比する概念としてビジネスデザインという定義があります。プロダクトデザインは文字通り製品や商品をデザインすることです。一方のビジネスデザインとは
、顧客の課題解決につながる新しいビジネスを作り上げることで、イノベーションを起こすことを目指す行為です。私はモノづくりが苦手なのでプロダクトデザインは苦手なのです。


ところがビジネスデザインは、いつ身に付けたか分かりませんが、特に自由で開放的な時に頭からアイディアが湧き出るように様々なことが思いつきます。事業全体を戦略的に設計することで市場を見つけ、独自の価値を特定し事業計画を強化することができます。既存の事業資源である価値を組み替えることによって、自由自在にビジネスモデルを描き出します。


その意味でビジネスデザインは、歓びを思い描くことから始まり、ビジネスとして実現させる道のりを設計する仕事なのでしょう。私の人生の歓びは、地域の活力を高めるために、地域に新しいビジネスを創出し仕事(=雇用)を増やすことにあると言えます。その様な観点に立つと一つの会社という枠組みは狭すぎて、それを度外視して仕事をしたいと思います。


ただ単に自分が所属する会社の枠組みの中だけで、事業資源を組み替えることにより価値を追求することに留まらず、会社と会社の間にある垣根を乗り越えそれら事業資源を有機的に組み合わせることにより価値を追求することが得意なのです。それは会社再建業務やM&A業務を通じて磨きが掛ったように思います。直感と論理によって為せる技かもしれません。


会社再建業務を通じ事業を構成する資源を解きほぐし、どの様な法的行為及び経済価値で構成され有機結合していたかを見極める目利き力を養うことが出来たのでしょう。逆にM&A業務では事業資源が有機的に結合されている個々の会社を法的及び経済的に理解し、会社の垣根を越え新しい事業を創出する観点でそれらパーツを結び付ける感覚と言えるでしょう。


それはまるでコックピットの計器でも見ながら飛行機を操縦している様な感覚とも言えるでしょう。視点が内向きではなく、外側と内側をバランスよく眺めながら空間把握できることに近いかもしれません。それを先天的なものとしたら後天的に得たものは、法律とファイナンスや会計ということになると思います。財務諸表を通した数字の解釈力も養っています。


なぜ、ファイナンスや会計に嵌ったかというと、貸借対照表が会社の何を意味すものであるかを探求したからだと思います。それまでイメージとしてビジネスデザインを捉えていましたが、ロジカルに「のれん」の定義を突き詰めたら目から鱗が落ちるように全てが理解でき開眼したという感じです。結局、会社は自己創出のれんを享受することを目的としている。


それが経済価値を理解する側面であり、それに伴い当然に法律行為が付いてくるわけなのです。この様に自分のビジネスモデルに対するイメージとロジカルな部分を駆使して、自然とビジネスデザインが出来るようになって行った訳です。ただし、それだけでは足りずにこれからの知識社会の中で、どう人間が持つ創造力を駆使してビジネスを創出していくかです。


今日もありがとうござます!
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