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人間の成長と創造力!

皆さん、おはようございます!
物事を捉える時、割りと直観に頼ることが多いと思います。感覚的に目の前の事象を受け止めながら言動していく訳です。その上で直観的に捉え興味を持ったことを論理的に解釈してみたくなります。それがどの様なメカニズムで再現性があるのかを考えることが好きです。



現在の関心事といったら、これからの情報化社会を背景とした人間主体社会の中で、いかに人々が自分らしく創造力を発揮しながら成長し暮していくか、その結果として希望の持てる社会を育んでいくことが出来るかを考えることです。これまでの効率性や経済合理性のみを追求する工業社会とは、確実に異なる社会が出現することになると直観的に捉えています。


理念経営、人的資本経営、副業制度、フリーランス増加など、その予兆が既に現れ始めています。そのどれもが人間が主体的かつ自律的に仕事に取り組むことを前提とした枠組みであり、これまでの規模の経済を求める全体最適型の機械的分業システムとは明らかに異なります。作れば売れた時代から、売れるものを創る時代に移行しています。知識創造社会です。


ただし、このパラダイム変化は、半世紀くらいの移行期間が必要だと受け止めています。ちょうどZ世代と言われる方々が社会を動かす中枢となった時に、その変化の違いを目で見える形で感じ取ることが出来るのでしょう。それ以前の世代には申し訳ないのですが、前近代社会の枠組みの中で生きて来た方々には、その変化がなかなか分からないかもしれません。


そもそも、人間というものは自分が拠り所とする価値観をそう簡単に変えることが出来ないものかもしれません。それでも変えざる得なくなります。それを如何にストレスなくスムーズに行えるかを考えることが、現在の私の関心事になります。それは、糧を得るための社会経済学と人間の成長や創造力といったものを探求する人間性心理学を橋渡しすることです。


人間性心理学とは、主体性・創造性・自己実現といった人間の肯定的側面を強調した心理学の潮流であり、ヒューマニスティック心理学とも呼ばれてます。これまで支配的であった精神分析や行動主義との間で1960年代に生まれた第三の心理学とされています。人間は経験を通した暗黙知から気づきを得たときに創造力を発揮し成長することが底流にあります。


兎角、人間というものは論理として確立された形式知を援用することにより、自身の言動を決定する帰来があります。いわばパターン化した思考の中で行動してしまいがちですが、もっと自身の内面にある素の自分に従って行動することが人間として主体的により良く生きることにつながります。来るべき社会も、そんな人間主体社会への移行が予測されています。


どうすれば人間がスムーズに変われるかをビジネスを通して実践して行きたいと考えています。その為には人間を取り巻く環境を変えていくことも必要です。これまでの会社という枠組みをオープンプラットフォームにしていくことやマネジメントの考え方をピラミッド型階層組織によるトップを頂点とする考えから全ての働き手が頂点となる必要があるでしょう。


時代の変化のスピードが早まっていることをこんなに実感することはありません。これまで身に付けたファイナンスを通したマネジメントや心理学の素養をベースに自分なりに経営者や働き手の意識改革を通して経営力再構築支援を行っていますが、もっと人間的な側面に迫っていく必要があると思います。人間の成長があってはじめて到達できる社会だからです。


今日もありがとうございます!
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