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親子鷹?!

皆さん、おはようございます!
榛名山麓のキャンプ場に行ってきました。珍しい参加メンバーで、一昨年結婚した長男の嫁家族との懇親キャンプです。嫁のお父さんもキャンプ好きということで話しが盛り上がり決行することになりましたが、結婚式以来の顔合わせで互いに気遣ってしまったと思います。



今年33才になる長男と、久し振りにキャンプで顔を会わせ、仕事の話しをしました。20代の頃とは違い、落ち着いて仕事をしている様で安心しました。所帯を持ったせいか、年齢がそうさせているのか分かりませんが、自分の進むべきを道を定め一歩ずつ歩みを進めているようです。20代の頃は、それがなかなか出来ずに苦しんでいたことが思い返されます。


20代の内に中小企業診断士の資格を取得するという才能に恵まれながら、大学を卒業して就職した会社は大手警備会社でした。4年間親元を離れ昼も夜もない現場の仕事を行い、本社に転属となったにも拘わらず、その会社の中で将来の希望が持てずあっさりと辞めてしまい、その後はコンサルティング会社などを転々とする生活を送っていたのが昨日の様です。


その時は、少し自己顕示欲が強すぎるのではないかと思ってましたが、それは父親に対するライバル心であることに気付いていました。私自身、家庭ではなるべく素の自分を家族に見せる様にしてきたつもりですが、今のように丸くなった??のは、自分で事業に失敗した経験により、家族の支えがあったから乗り切ることが出来たと感じることが出来たからです。


それまでの40代に至るサラリーマン時代は、それこそ飛ぶ鳥を落とすような勢いで??実績を残してきましたが、その頃はあまり家庭を顧みていなかったと思います。そんな私に長男も次男も嫌気が刺していたのでしょう。ちょうど子どもが思春期を迎えた頃、まるで自分が地軸でもあるかの様な言動に、振り返ってみれば自分でも恥ずかしくなってしまいます。


確かにそれまで積み上げてきたFP&A(=上手くあて嵌まる仕事の概念が見つからないから、敢えて最近注目されつつあるこの職務を使っています)という職能があるから、それを現在の中小企業に対する経営力再構築伴走支援というビジネスで活かすことが出来ている訳です。現在のビジネスを長男や次男も手伝ってくれているのは自然な流れかもしれません。


かく言う長男は、現在は大手情報産業会社でFP&Aの仕事を担当しています。その様な20代でしたので、最後は業務委託で現在勤める企業の仕事を受注していたのですが、その仕事振りを評価されて正社員になったのが3年前だったと思います。産業界の動きは人的資本経営に舵を切り始めており、長男も人事方針の策定をはじめとする業務に携わっています。


30代の内は、思い切り仕事に打ち込んで自らのキャリアを築き上げてくれれば良いと思います。副業制度を利用して仕事を手伝って貰うことは、還暦を目の前にした父親として最後の長男に残してやれる機会だと受け止めています。彼の大学時代の卒業論文はスマートシティであることを良く覚えています。きっと40代以降に彼もそのことを思い出すでしょう。


FP&Aという職能は、会社をマネジメントしていく上で欠かせません。しかし、その自分に出来る職能を活かして、将来に向けて社会に必要とされる何を実現して行こうとしているのかを考えるタイミングが遣って来ることでしょう。その時に、まちづくりに思いを馳せていた私の背中に気付いて貰うことが、何よりもの父親として出来る最後の贈り物でしょう。


今日もありがとうございます!
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