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まちの機能としてインキュベーション施設が必要な理由!

皆さん、おはようございます!
国立にあります中小企業を対象としたビジネス支援プラザについて、来年を目処に東京都認定インキュベーション施設として登録を受けようと考えてます。広く様々な方々に安心してご利用頂く為にも、やはり公的機関のお墨付きを貰っておくことが必要だと思うからです。



これまで会社員生活を送って来た方にとって、自分でビジネスを起こすことはハードルが高いと感じてしまうようです。会社を辞め独立しても成功するばかりか、これまで得ていた収入を確保できるかどうかが分からないからでしょう。でも、今日では兼業や副業制度を認める会社も増えています。あまり難しく考えず、出来るところから着手すれば良いでしょう。


最近では、子育てを終えた主婦が自分に出来ることや才能に目覚め、趣味が高じてそれをビジネスにつなげ成功されている方も多くなっています。そういった女性の方が、肩肘張らず自分の遣りたいことの延長でビジネスに取り組んでおり、変な思惑に捉われることなく自由でフレキシブルなアイディアが湧いてくることからビジネスを楽しんでいる様に見えます。


これからのことを考えますと、やはり会社員生活をリタイアされたシニア世代を自宅に引き籠らせることなく、これまで培ってきたビジネスノウハウや知見など自分に出来ることを活かし、自分が暮らす地域のまちが必要としている課題を解決すべく貢献することにより、小遣い稼ぎをしながらイキイキとした満足感溢れる第二の人生を送ることが出来るでしょう。


年齢や性別に関係なく、自分の価値観に従って将来の構想に向かって歩みを進めることは、生きた学びも多く気付きを得ながら自らを心身ともに成長させることが出来るため、いつまでも若々しくいられるものだと思います。自分の遣りたいことをビジネスという枠組みを通して自己表現していくことは、アート活動にも似た精神修業を通した自己研鑽になります。


人間は、もやもやした未だ言葉にならない経験知としての暗黙知に目を向け、自己を見つめ直しながら気付きを得る時に創造力としてのアイディアを発揮するものであり、人間として一回りも二回りも成長して行くものです。暗黙知の形式知化を果たすことが出来るものです
。ビジネスを行うということは、正しくそれを体現することであり成長の場だと思います。


その時にカウンセリングのグループセッションではありませんが、同じ様な立場の方々とのコミュニティが必要とされ、そこで他者を写し鏡としてミラーニューロン効果を発揮させることが出来れば、余り苦労せず暗黙知を形式知化しながら自己成長し、ビジネスの成功を導き出せるものと思います。まち中のインキュベーション施設を核にムーブメントを広げる。


やがて、そのムーブメントがまちに広がって行ったときに、まちもまた活力を取り戻すことが出来ると思います。その様な正の循環連鎖を創っていくことが、結果的に日本の経済を地域分散型の持続可能循環型経済を取り戻すことになるのだと思います。まちに様々な規模を厭わないビジネスが芽生えて来ると、ヒト・モノ・カネが地域循環しだして来るでしょう。


結局、産業革命以降に創出してきた現在に至る社会や経済の枠組みが、時代の移り変わりとともに、これからの社会に合わなくなってきているということが出来ます。産業や会社が中心の社会から個人が中心の社会に移り変わり行く時に、人々が暮らしの大部分を占めるビジネスを通して成長することにより、その速度が早まると同時に経済の枠組みも変わります。


今日もありがとうござます!
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