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地域マネジメントビジネス!

皆さん、おはようございます!
会社の中で新しい事業を立ち上げる時、その事業を一身に背負う責任者の重圧は相当のものだと思います。道なき道を模索しながら切り開いていくことは、前例のない判断を自身の勘に頼って結論を出していく必要があります。それがデザイン性高い商品なら尚更でしょう。



地域マネジメントとは「市民の生活の場である地域社会の安全安心なあり方を企画・立案し
、それを『まちづくり』として実践・運営し、経営管理していく理論と技術といえます。これには地域の歴史、民俗、文化はもちろん、政治・経済、社会システムなど、市民の地域生活に関連するあらゆる分野が深くかかわっていまる」と意味づけることができるでしょう。


実際にこの地域マネジメントに関わるNPO法人など非営利団体が国内に500あると言われています。大体が産官学連携であるべき姿を模索している様ですが、多くは志向は良いのですがマネジメントしていくノウハウと経験に乏しく、あまり思うように「まち」をマネジメント出来ていないというのが実態のようです。そこに無限の可能性を感じてしまいます。


現にビジネス界には「まち」をマネジメントしている、しかも株式公開する企業が無数に存在すると考えているからです。ただし、それは「まち」を標榜するビジネスではあるのですが、実際のリアルな「まち」をマネジメントしている訳でなく、ビジネスモデルとして多少のアレンジが必要でしょう。それでも地域マネジメントする力に応用が可能だと思います。


例えば、ホテル業界、ショッピングセンター業界、およびディベロッパー業界です。こう申し上げると??と思われる方が殆どではないでしょうか。ホテルは宿泊しレストランでご飯を食べるところであり、ショッピングセンターは買い物をするところです。ディベロッパーに関しては、不動産を再開発しハードウエアである建物を建設して有効活用する会社です。


なぜ、それらに「まち」をマネジメントする力があるのでしょう。少しばかり客体であるビジネスを斜めからフレキシブルな発想に立って見ると、それらはある一定の地域の土地に立脚する立地産業としての共通項を見出すことが可能です。「まち」に必要な機能として見られがちな各々のビジネスですが、確かにコンクリートの壁に覆われ垣根が高くなってます。


しかし、内実それぞれのビジネスも箱の中で「まち」をコンセプトとした展開を図っていることは意外に知られていません。例えば、ホテルビジネスであれば、ホテルという箱の中に客室、レストラン以外にもアーケード、床屋、写真屋、銀行など様々なショップが営まれており、それを統一のブランド名称で建物の中で営んでいるから一つの事業に見えてしまう。


それはショッピングセンターでも同じことが言えます。ブランドや建物だけでなく、資本までが一つの利害関係者によって統一されてしまっているから、外から見たときに「まち」から乖離したものとして見えてしまうのでしょう。ディベロッパーが行うニュータウンやマンションは、販売し複数の関係者が所有しますが、均整が取れ過ぎて心理的乖離が残ります。


であれば、それら建物内にある施設や機能を「まち」に点在させ「まち」に溶け込ませたらどうでしょう。その地域固有の歴史や文化、経済や社会のシステムを踏まえた地域毎に共通のコンセプトをブランドとして確立してマネジメントすることも出来ると思います。それも自ら資本を投下した施設のみならず、他者施設のマネジメントも請け負うことが出来ます。


今日もありがとうございます!
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