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会社で事業を営むということ!

皆さん、おはようございます!
少しスピュチュアルに聞こえて来るかもしれませんが、事業を営む者はときとして瞑想をするなど、自らの精神に歩み寄りそれを知らなければ務まるものではありません。自分の身体から湧き出るエネルギーを糧として歩んでいくべき道を明らかにする必要があるからです。



いつもなら中小経営者やスタートアップ創業者に焦点をあてることが多いのですが、今日は会社に勤める立場で新たに事業を起こしたり、事業責任者を任された場合について、どの様な心構えで事業にあたって行くべきか、そのあるべき姿を洞察してみたいと思います。会社に勤める立場でも、実績を残される方はそれなりの熱い思いや意志を持っているようです。


会社に勤める方の中にも、大別すると二つのタイプがあるように思います。一つは、会社という枠組みの中で生じて来る課題を卒なくこなしていくタイプ。会社という分業組織ですので、一つの課題を解決していくためには各部門の利害が絡みますので、それを上手く調整していくことも不可欠となります。人によっては会社の動きを先読みしながら行動してます。


もう一つのタイプは、会社という枠組みをあまり意識もせず、周囲から見て大胆と思われるような大きな課題を解決してしまうタイプ。あまり細かい社内調整などは物ともせず、強いリーダーシップを発揮して、周囲を巻き込みながら成果を出して行きます。会社とい組織で考えた場合、両方のタイプが上手く噛み合わさって、初めて機能するものかもしれません。


前者のタイプと後者のタイプの大きな違いは、その任された事業に対して熱い内面から湧き出るような思いや意志を持っているのかどうかということだと思います。前者のタイプが事業を任されますと、事業を管理するスタンスで終始してしまいますので、事業のクオリティは上がるかもしれませんが、事業を再構築するなど大きく成長することはないと思います。


一方、後者のタイプでは、会社の事業であるにも拘わらず、まるで自らが起業した事業のように、その事業責任者と事業とが同化させながら事業運営を行っていくことでしょう。前者のタイプとの違いは、その事業を営むことが自分の人生の生き様と感じられるかどうかだと思います。事業が自分の外側にあるのではなく、内側に存在していると言えるのでしょう。


これまでの会社なら、前者のタイプでも通用したのですが、これからの先行き不透明な時代では後者のタイプが強く求められます。一定規模にまで育った事業を維持管理していく発想では、目ま苦しく移り変わる時代のスピードについて行くことが出来ません。絶えずビジネスモデルを見直しながら、新しい事業を立ち上げるようなスタンスで挑む必要があります。


後者のタイプは前者のタイプとは異なり、自分を強く持っていると言い換えることが出来るでしょう。それは、キャリアデザインシートで例えるなら、自分に出来ることを増やしながら、社会にとって望まれる期待に応えるべく、自ら希望する事業のあるべき姿を追求することです。それを明確に持ち得るためには、絶えず自分の内面を内省してる必要があります。


人間が自律的に事を為して行くためには、日々目の前の業務に感けておらず、自分を客観的に俯瞰しながら、使命感に駆られた自分が為すべきことについて、絶えず自分の心の中の暗黙の叫びに耳を傾けて、それを顕在化させて具体的な行動に移して行くことでしょう。それが人間としての成長なのであり、そこには他人の事業化か自分の事業化は関係ありません。


今日もありがとうございます!
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