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改めて人的資本経営!

皆さん、おはようございます!
昨日は久し振りに少しフロー状態で一日を過ごしていました。自分の中の二つの相容れない考え方が結びつき融合したことを切っ掛けに、今までモヤモヤとしていたことが急に霧が晴れたような感じで、一日中ウキウキした気持ちです。全ては自分の捉え方次第なんですね。



人的資本経営という活字にしてしまいますと、なにやら厳つい感じがしてしまいます。ファイナンスの世界から心理学の世界を取り込んでいくのか、またはその逆なのかはともかく、最良のマネジメントスタイルを追い求めてそれらが融合されつつあるということでしょう。
融合されつつあると言いましても、それら学際的には全く異次元であるため相容れません。


そんな難しいことを考えず平易にこれからの社会を見越してみれば、人間が中心に据えられることは異論のないところだと思います。マズローの5段階欲求説ではありませんが、人間は自己実現をとおして自己成長していく存在です。そしてやがて自己超越し利他的に行動していくものなのでしょう。その意味からも、これからは精神文明に移行する予感がします。


人間として、自分の生きる目的を探求しながら行動することにより成長していくことに最大の悦びを感じるのではないでしょうか。それを平易にいえば自らのモチベーションを拠り所として自分の遣りたいことを実現していく、そんな人間主体の社会があたりまえとなるのでしょう。そんな人々が織り成すことにより新しいアイディアが創出され易くなるでしょう。


その様な社会に向かうと言いましても、中小企業などを見ていましても未だ経営者や社員が日々の業務の忙しさに感けて混沌としています。必要なことはそこで働く方々がご自身の人生の目標を明確に定めることから始まると思います。自分で自分の目標を定めることは、簡単に出来るようでなかなか難しいことかもしれません。考えることでなく感じることです。


誰しも将来ありたい姿を持つものであり、そこに近づく為には自分の内面に耳を傾けることが必要です。その上で自分に出来ることの数を質量ともに増やしながら歩み寄っていくプロセスが遣り甲斐につながるのでしょう。その時に、社会との関わりを考えながら、その期待に応えていくことも大切だと思います。いかに自分が満足できる生き方をするかでしょう。


このような人間に焦点をあて、より良い会社としての組織集団を模索し描いていくことが人的資本経営なんだと思います。これまでのピラミッド型階層組織を絶対と考えず、そこで働く人々皆が自分の人生の主役だと感じられる新しい組織のあり方が求められてます。それをサークル型組織と言うのか、オープンプラットフォーム型組織と言うのか本質は同じです。


その様な社会の中で、ファイナンス(=財務や会計)というものは今日の様な営利活動の目的ではなく、あくまでも人間がより良く生きるためのツールであると断言します。ファイナンスは数式の羅列で取っ付き難いかもしれませんが、ファイナンスがこの社会から無くならないこともまた事実でしょう。経済活動の良し悪しを判断する羅針盤としては優れてます。


ファイナンスがもっと平易に人々の間で受け入れられる様になる必要があることも現実としてあります。その意味で、学問としてのファイナンスの更なる発展が待たれるところです。人間の心理的な部分と相容れない所も多分にありますが、人間が糧を得るために行う活動を判断するためのツールとして活用することにより、より豊かな人生を享受できるでしょう。


今日もありがとうございます!
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