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キャリアデザイン!

皆さん、おはようございます!
中小企業に経営に携わっていますと、当然に会社の方針に対して社員の方々がどの様に受け止めているのかが気になります。会社行事がある場合には、出来る限り参加をさせて頂き、お酒を飲んだ席で会社の方々のモチベーションがどことあるのかを理解する様にしてます。



キャリアデザインの策定を研修の一環でワークショップ形式でお客様である中小企業の役職員を対象として開催させて頂くことがあります。私は、ビジネス支援プラザのフロントを担っており、お客様企業の中に入り過ぎて余り部外者として客観的な立場に成り得ないので、ファシリテーションはスペシャリストの一人であるコピーラーターにお願いしております。


コピーライターというお仕事、どう現実の事業、経営者に迫り、一番効果的な言葉でそれを表現していくことに非常に長けています。コピーライターというお仕事を機能的に分解してみますと、お客様に対する傾聴力とそのお伺いしたお話を踏まえて如何に無駄のない語彙で客体を描き出していくかという、言葉のデザイナーとしての社会的な役割を担っています。


一方、キャリアデザインのファシリテーターに不可欠な能力として、如何にしてお客様の潜在的な意識に迫れるか。また、そこから浮かび上がってきた言葉で表現されているお客様の漠然とした希望、出来る事、使命といった思いについて、その粗削りの言葉から真意を読み解いて行くかという意味で、同じ能力を活用しながら異なるアウトプットが可能でしょう。


更にキャリアデザインのメンター役が出来るということは、中小経営者のキャリアデザインにも応用できることになります。中小経営者のキヤリアデザインという言い方は余り聞き慣れないと思います。中小経営者であってもより良い経営を行っていくには、経営者個人が社会的な関わりの中で自分の出来ることを活かして、何を為すかが問われることになります。


それが中小企業の理念(=存在意義)に繋がるのであり、それを元にビジョンやビジネスプランに落とし込んでいくことになります。だから中小経営者版のキャリアデザインなのであり、それがなければ中小企業というものは迷走してしまうのです。良く、使命感のみに溢れる、若しくは将来の希望に溢れる経営者がいらっしゃいますが、そのバランスが必要です。


使命感ばかりで希望や出来る事に対する意識が希薄では、会社は動かないものです。そして
、将来に対する希望があっても、それを実現していく出来るこや使命感がなければ、経営は長続きしないものです。大手企業の様に豊富な人財が存在し、組織的な運営が出来ればそこまでストイックに社長が自らのキャリアデザインを持っていなくとも支障がないものです。


しかし、それはそれで弊害があるものです。社長のブレインである経営戦略部などが企業理念を踏まえてビジョンや中期計画の素案となる青写真を策定しまいますので、中小企業の様に経営者として個人的な思いや志が入り込む余地が少ないということです。しかもプロパー社員から生え抜きで社長にまで上り詰めていては、自分の人生を考え得る間もありません。


キャリアデザインは、本来、仕事をする全ての方々が自分の人生を建設的に考える切っ掛けとなることを目的としています。その意味では、企業規模や企業内での役割に拘わらず、将来の自分の人生を考えることが必要であり、それを元にモチベーション高く、建設的にキャリアを積んでいく様になるでしょう。その結果として自律的な社会形成が可能になります。


今日もありがとうござます!
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