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ビジネス支援プラザの社外CFO!

皆さん、おはようございます!
日々ブログを綴っていて気づきますことは、最近はどちらかというと自分自身に対する記事が多いことです。本来は広く社会に向かって成し遂げたい志を記載することをモットーとしていますが、それを具体的にどの様に成し遂げるかという意味で自分を見つめ直してます。



ビジネス支援プラザを開設して1年が経過しようとしています。中小企業が経営を行う上で不可欠な、FP&A(=財務や会計の観点から企業や事業の価値を最大化すべく分析を通して課題を見出し解決すべく企画する)業務を拠り所としてパートタイムで社外CFOの役割りを担ったり、マーケティング、DXおよび会計税務、法律、労務の専門家を擁してます。


実際にお客様である中小企業と向き合い、ただ中小経営者が疑問に思っていることに対して適切な回答をするだけでは、中小企業の価値を最大化することに覚つきません。そこはやはり、その中小企業の中に入り込み経営にコミットしていなかなければならないというのが実感です。中小経営者とともにビジョンを描き出し、事業計画に落とし込む必要があります。


それを深く追求して参りますと、中小経営者個人の内面にまで立ち入らなければならないのです。何故なら、それは特に中小企業の場合、経営者と擬制法人としての中小企業の意志が表裏一体の関係にあるからです。多くの中小経営者は、自分が何者であり何処に向って行こうとしているかについて気付きがないからです。自分で自身を知ることは難しいからです。


自分自身の個性を知り、これまで生きて来た原体験に基づき、社会に対して思い描く意志を客観的に認識している必要があります。それは思考を巡らせ頭で考えることではなく、全人格肉体から滲み出る様な心の叫びとでもいうのでしょう。もちろん事業を行いながら研ぎ澄まされることもあるでしょう。その一線を越えた先に一人の人間としての成長があります。


そこまで中小経営者個人の内面にまで立ち入りますと、ある意味互いになくてはならない強固なパートナー関係を築き上げることになります。もちろん、社外CFOとして為すべき企業価値の最大化という命題にも取り組んで行くことが前提条件になる訳ですが。その様にビジネス支援プラザとしての社外CFOという役割に傾注すると悩ましい課題に直面します。


それはビジネス支援プラザとして、お客様である中小企業のフロントに立つ立場として他の専門家をディレクションしながらお客様の間に立つ役割りとの間で葛藤が生じてしまうことです。その中小企業の社外CFOであっても、会社の経営を担う立場でありますので、その部分と会社および専門家たちの間を取り持つ際の判断に利害が対立する場面もあり得ます。


この様なコンフリクト(=葛藤)問題は、広くビジネス界を見渡せば多くの矛盾を内包しながら円滑に調整している事例も多々散見されることですので、適切な対応を講じていれば問題ないのかもしれません。もちろん、その利害対立を緩和させるロジックとしての対策を講じておく必要はあるでしょう。ビジネス支援プラザとしてお客様との距離感をどうするか。


欧米企業組織の様に、バックオフィス全般を支えるCFO組織としてビジネス支援プラザを完全に掌握しながら、お客様である中小企業のCFOとしての役割を全うさせるための機能として位置付けていしまうことも可能でしょう。それともビジネス支援プラザ自体をもっと緩やかに情報を共有する存在としてしまうことです。前者の方が理に適っているでしょう。


今日もありがとうござます!
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