皆さん、おはようございます！
生活の上で身近に居て貰えると助かる専門家として法律家やＦＰなどが挙げられることが多いと思います。私はこれに快適なカーライフをサポートする存在としてカーディラー担当者も加えたいと思います。クルマがこれだけ進化すると居て心強い一人ではないでしょうか。

良品計画は２０２４年８月までに、店長候補として社会人経験者を約２００人を採用するそうです。生活雑貨店「無印良品」を国内で前期比８割増の７９店出店する予定だからです。これまでなら新卒で入社してから３年程度の社員を店長に充てることが殆どでしたが、出店数に追い付かないため社会人経験者の採用を異例の規模で実施することを決めたものです。

従来も良品計画では中途採用を行っていましたが、店長候補などと条件を絞った募集は行っておらず、今回がはじめてとなります。人財を確保しやすくするために通年採用とし、小売業での店長の経験は問わないそうです。新型コロナウイルス禍で低調だった新規出店増に舵を切る一方、新店舗立上げに必要な人財が社内に不足しており即戦力を確保する動きです。

また、ニトリＨＤは「アルムナイ（＝卒業生）」と呼ぶ退職した社員を再雇用しやすく制度を導入するそうです。現在募集中の職種や職位などの採用情報や自社の事業の現況などをアルムナイ限定で情報発信する専用サイトを設けたそうです。退職した社員は、新卒や他社からの中途採用と比べ採用のミスマッチが少なく、退職前の経験を生かせ即戦力になります。

ニトリは２０１４年からアルムナイ向けの再雇用制度を導入していましたが、これまでは利用者が限られていたことから、今般、専用Ｗｅｂサイトによる情報発信を通じて、同社への復帰を考える人を後押しする狙いがあるようです。２０２４年４月期の純増店舗数は前期比２倍の２０６店を計画しており、新卒以外にもアルムナイ再雇用も大幅に増やす考えです。

２０２４年２月期の純増数１００店と前期比２割増を計画するドラッグストアの過ぎホールディングも、現役社員だけでなくアルムナイ同士だけでも交流ができる専用サイトを設けています。小売業は以前から慢性的に人手不足であり、コロナ禍には店舗の一時休業や時短営業により人員削減を強いられた企業も少なくなく、即戦力の人財獲得競争が厳しい様です。

最近、アルムナイ制度を導入し力を入れている企業が小売業に拘わらず増えている様です。それだけ有能な人財が中途市場に現れる機会が少ないということが出来ると思います。企業側から見れば、それなら互いに気心の知れた人財を再雇用する方がリスクが少ないという判断が働くのでしょうが、それは一定の人数以上の人財を確保する必要があるからでしょう。

でも良く考えてみて下さい、確かに他流試合に挑んできた人財は、兼業や副業の経験者と同様に自らのスキルやノウハウの市場価値を知る機会を得て、また他社の企業文化や価値観を知ることによって視野が広がっていると思います。そうであるなら以前勤務していた会社に戻っても、以前よりもパワーアップして貢献しそうに見えますが果たしてそうでしょうか。

考えるべきは、寄らば大樹の陰ではありませんが、自分自身が行く先々の会社で何を成し遂げるかを考えてる必要があります。ただ単に、その会社の歯車として専門的なスキルを磨き続けたところで貢献する良い仕事は出来ないでしょう。それ以前に必要なのは、自分の人生の目的が何であるかを知ることの強みです。それなくしては単なる数合わせに過ぎません。

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