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夢を持つことの大切さ!

皆さん、おはようございます!
磁場に引き付けられてるように、ある地方都市にどんどん惹き付けられています。自分はただじっとしているつもりなのですが、周囲が動いて行き、まるで神輿によって担き出されているようです。これも天命なのでしょう。吹いている風に身を任せることも大切でしょう。



現代社会の病理は、人々が夢を抱かなくなったことにあると考えています。特に大人が夢を描かないから、そのしわ寄せが子どもたちにまで影響を及ぼしているのではないでしょうか
。人生の大部分を生活の糧を得るために仕事に費やすのですから、その仕事を通して実現したい夢を描くことが大切です。それが出来ていないと将来に対する不安が募るばかりです。


成熟社会、管理社会と言われる様になって久しいですが、完成した社会の枠組みの中では自分の役割を担うことが求められてしまいます。それはそれで大切なのですが、それは一定の枠組み中で決められたことを決められた通りに行っていくことばかりに目を奪われてしまい
、時代の変遷に合わせてその枠組み自体を変えて行くことが出来なくなってしまうのです。


社会の枠組みは、人々の意思の最大公約数として決定づけられて来るものですから、個々人が枠組みに捉われず理想の姿を追い求め続ければ、当然にその枠組みも変わり続けるものでしょう。その枠組みが硬直化してしまっているのは、個々人が日々枠組みの中に埋没してしまっていることに起因するのです。その枠組みの完成度が高ければ高いほどそうなります。


でも情報技術革新やコロナウイルス禍などを経て、人々の意識が大きく動き始めています。その様な中で社会の枠組みと個人の意識の狭間で精神的な軋轢が高まっているのが現代社会の状況だと思います。社会の至るところに歪が露見し始めているからです。今の様な状況を建設的に是正して行くためには、個人の漠然とした意識を夢にまで高める必要があります。


仕事がら、中小企業の経営者とお会いすることが多いのですが、その殆どは日々の業務に追われてしまい、夢や意志に基づくビジョンを持ち合せていません。現在の中小企業といえば未だ昭和時代の大手企業を頂点とする産業構造の中に組み込まれた意識を持っており、その大手企業が既にその様な産業構造から離脱しているにも拘わらず、幻想に捉われています。


その様な悪循環から中小企業が離脱する為には、経営者や従業員がその役割を担う以前に、個人のレベルで大きな夢を抱き、明確な意志として可視化しながらそれを実現すべく行動に移していく必要があります。ややもすると大の大人が夢を持つことに、恥らいにも似た心理的な壁が立ち尽くしている様です。人間であるから夢を持つことは当り前の特権なのです。


それは中小企業に留まらず、大手企業であっても同じことが言えるでしょう。全ての人々が夢を持つようになれば、やがて人財の流動化が始まり大手企業と中小企業の垣根なく、社会の質的均衡を遂げて行くものと思います。現代社会の枠組みの中で、夢を抱くことは大変な作業ですが、オフィシャルとプライベートを敢えて分けずに自分の人生を考えることです。


その事に気付きを与えるためには、内発的切っ掛けを得るのは難しく、外部要因により触発される必要があるのでしょう。そこには実は一つの成功事例を作って行くことが大切なのかもしれません。それを見た人々に伝播して行く、そんな性質のものかもしれません。であるなら人為的にその様な夢見る会社を手塩を掛けて創りだしていくことが必要なのでしょう。


今日もありがとうございます!
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