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リスキリング!

皆さん、おはようございます!
いま大学を卒業して間もない方のメンター役を引き受けています。国立大学の教育学部で教員を目指していた彼にとって、事業会社で働くということは少しばかり進路変更ということになりますが、教育とは学校内だけのことではないことに気付けば視野が広がるでしょう。



社会に積極的に関わって行くためには、移ろう社会の変化に対応していくためにも、年齢に関係なく学び続けることが不可欠です。最近では「リスキリング」という言葉が社会に定着していますが、もっと思うがまま自由にリスキリングが出来るよう、政策として学びの機会を増やしたり学ぶための費用負担を軽減するような仕組みを創っていくべきだと思います。


リスキリングとは「次世代の働き方に向け新しいスキルを身につけることであり、スキルを習得することで既存の業務から少しずつ離れ、今までとは別の業務に就くこと」を目標にしています。情報化社会の到来により、IT人財を増やすことばかりに目を奪われがちですが
、もっと様々に創造力を発揮して社会を変革していける人財を増やす必要があるでしょう。


例えば、現在の40歳代以上の方々は、これまで教育の枠組みの中で一定の課題に対して適切な解答を見出す訓練ばかりしてきたことから、社会の中に存在する課題を見出す力が弱いため、専門性を身に付けるばかりでなくもっと人間としての教養を磨くためにリベラルアーツを学ぶことも大切だと思います。創造力などの考える力を身に付けるということですね。


国力を考えるとき、一国が持つ有形の資源以上に大切なのは、やはり教育に勝るものはないと思います。教育というものは、なにも学校に通うばかりでなく、自らテーマを決めて書籍や論文に目を通しながら、自分なりの考えを持つことであり、それをアウトプットしていくことだと思います。時として学校で自分の学びを体系立てて整理することも有益でしょう。


私も大学を卒業してから独学で広い意味での企業財務を学んできており、40歳の時に大学院でそれらを体系立て整理した経験を持ちますが、大学までの学びとは異なり自らの目的が明確であるため学ぶ姿勢がとても前向きであったと思います。月並みですが、私も大学までの学びの期間にもっと目的をもって積極的に取り組んでいたらと思うことが多々あります。


企業財務の学びも、人的資本という領域にまで入って来ますと、もはや企業財務という学問も教えてくれることはない新しい未知なる次元に入ってしまいます。この人的資本をもっと深く掘り下げるため、大学時代に専攻していた心理学の領域にその答えを見出そうと考えています。一昨年学んだカウンセリングもそうですが、最近では組織開発に関心があります。


仕事の場面でも、中小経営者の言語化できない思いを可視化するプロセスで、カウンセリング技法が役立ちます。中小経営者であっても、自らの人生を如何に生きるかという問いかけの中からしか、自らの事業方針は出て来ないものです。自らの人生の生き方とは、ライフデザイン・カウンセリングの領域でもあり、自分の人生に創造力を働かせることに尽きます。


なぜ人間の内面に焦点をあてているかといいますと、いまの社会をより幸福感を実感できる様に変えていくためには、環境問題や少子高齢化問題などに一部の専門家が対処療法的に取り組んでも始まらず、多くの人々がどの様な社会にして行くべきか創造力を働かせていくことが近道だと考えるからです。何にも捉われのない創造力を発揮することが知的資本です。


今日もありがとうございます!
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