皆さん、おはようございます！
師走も１週間となり、いよいよ年末に向けて仕事を手仕舞いしていかなければなりません。１１月からのイベント続きで休みなく盛り上がってきた仕事も落ち着きを取り戻し、あとは遣り残した仕事を片付けながら、来年に向けて幸先の良いスタートを切りたいと思います。

我流ではじめた中小企業への財務アドバイザリーサービスも６年が経過し７年目に突入してます。ようやくビジネスとしての基盤らしきものが固まってきたと感じつつも、まだまだビジネスとしては勃興期から脱しつつある段階で、いつまでもアドバイザーという稼業に立ち止まっていないで、これまで蓄積してきたノウハウを実業に結びつけなければいけません。

事業を行うということは、頭ばかりで考えることなく心・技・体がバランス良く整っている必要があります。なぜその事業を行うのか自らの社会との関わりに思いを込めて、持てる卓越したノウハウを生かし切りながら、日々の活動の中で身体で感じとりながら目標に向かって歩み続けなければなりません。利己に陥ることなく、利他の精神を持つことが必要です。

このムラゴンのブログを始めた時期といまのビジネスを始めた時期がほぼ重なります。ブログという場を借りて、毎日、自分の思い、悩みを綴りながら内面にあるもやもやとした言葉にならない素の自分を客観的に俯瞰しながら、言語化するプロセスを踏んできています。人間というものは、その様な過程を経て行動に移し少しずつ成長を遂げていくものでしょう。

改めてブログで綴って来たことを振り返りますと、日々のテーマは異なりますが各々の記事に通ずる意志は変わらないようです。現代社会の枠組みが非常に歪んでおり、持続可能性という点で未来に向け安心安全な暮らしを営み続けることが難しくなっていると思います。資本主義は市場原理により裁定が下されるものでなく主体的に関わって行くことが必要です。

自然体を好む私にとって、やはり経済の本質は自然との共生だと考えます。全てのビジネスの原点は、天然資源を採取し商品化する技術にあると思います。現代社会は複雑化し過ぎており、それが見え難くなってしまってますが、その本質を見失ってはいけないと思います。
天然資源が枯渇してしまっては、この地球上に住む人間は生き続けることさえ難しいです。

一方、それらビジネスへのサービスの道を歩んできた私には生産技術というノウハウを持ち得ません。自らが持つノウハウを活用して社会に関わって行くことになりますが、やはり自分が持ち得る技術はファイナンスの中でも、コーポレートファイナンスという分野だと思います。ただし、現在のコーポレートファイナンスの教科書は些か視野が狭すぎるようです。

もっと行動経済学のように人間の心理に目を向けながら、無機質な数字ばかりに捉われずに社会を客観的に俯瞰しながら、それをどう積極的に活かしていくかという視点が必要だと思います。その意味では、私はこれからも中小個人事業を元気にして行く世界で自分を生かして行きたいと思います。それは、それが最も人間の本質に迫れるビジネス単位だからです。

人間が変われば社会も変わります。糧を得る営みを通して人間は成長していくものです。そんな人間に照準を合わせて自らのビジネスを形づくって行ければと考えます。人間の弛まぬ努力の積み重ねがこれからの時代に不可欠な「知識資本」となります。それを広義のコーポレートファイナンスというノウハウにより生かし切ることが次なるビジネス指針なのです。

今日もありがとうございます！
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