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経営カウンセリング!

皆さん、おはようございます!
事業を営むには、その事業を通して実現したい思いがなければ長続きしません。目先の頭で考えた、その事業が儲かるから、マーケットがその商品を求めているから等という理由では
、紆余曲折ある事業の中で孤軍奮闘するには精神的に耐えられなくなってしまうからです。



私も知らなかったのですが、欧米の有能な経営者ほど身近にカウンセラーを置いて、定期的にカウンセリングを受けているそうです。日本ではあまり考えられず、カウンセリングとは精神疾患に陥ったときに受けるものという考えが、一般的に知れわたったところだからでしょう。確かにそういう側面があることも事実ですが、その役目はそれだけではありません。


健常者であっても、日々の生活の中で思い悩むことは一般的によくあることだと思います。そこまで行かなくとも、なにか心がしっくりせずモヤモヤすることは日常茶飯事でしょう。特に経営者は、常に周囲に対して弱みを見せられず、孤軍奮闘しながら日々移り変わるビジネスシーンにおいて、英断を下す必要のある非常にストレスのかかる役回りだと思います。


その様な時に、心を落ち着かせ平常心を保つことは大切なことではないでしょうか。特に重責を担う経営者であれば、自らの精神的に最高のパフォーマンスを維持しながら、最良の経営判断を行うことが求められるものと思います。経営者に限らず、ミドルマネジメント層、新入社員だって、日々の悩みは尽きず、溌剌とした気持ちで仕事に向き合いたいでしょう。


カウンセリングとは、医師が精神疾患の病名を判断し薬を処方するのとは異なり、自らメンタルを健康的に維持していく為の触媒的な役割といった方が正しいでしょう。あくまでメンタルを最良の状況に維持していくことは自分自身で行うことであり、それを適切に援助する方法なのです。人間には、本来、自分で自分のメンタルを維持する能力が備わっています。


時折、余りにも忙殺されたり、自分が意図しないことを行ったりしてますと、人間は自分で自分を見失うことがあると思います。その状態が恒常的に続いてしまいますと、精神疾患に至ることもありますが、それ以前に自分自身で何かもやもや落ち着きがなくなる等、自分の中でいつもとは異なる状態に気付き黄色い信号が灯りだすことは誰しも経験あるでしょう。


その様な時に、自分で自分の置かれた状況を客観的に俯瞰できれば良いのですが、それがなかなか出来ないものなのです。それをカウンセラーを媒介として言葉で対話を通して自分に気付かせるプロセスがカウンセリングなのです。大切なことは、自分の精神状態や思いを言葉に出して自分の耳で聴くことであり、その様な過程を通して自分に気付きが得られます。


自分で自分に気付くということは、自らの行動や考え方に改善の余地が生まれることになります。そうやってメンタルに懸かっていた負荷を取り除いて行くことになります。それらのプロセスを一言でいえば、カウンセラーを介して暗黙知を形式知化する過程と非常に良く似ていると思います。その様な経験を通じ、人間は精神的に成長していくものだと思います。


生きるということは、その様なプロセスの連続であり、誰しも偶にエアーポケットに陥ることもあるでしょう。その様な時に気軽にカウンセラーを頼ってみても良いものと思います。上場する大手企業にまで成長させる創業経営者の精神的な負担は相当なものなのです。彼らの精神的な拠り所は、創業時より苦楽を供にする参謀がその役割を担っているのでしょう。


今日もありがとうございます!
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