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ストックビジネス!

皆さん、おはようございます!
プロ意識高いサービスに触れた時、こちらも背筋を伸ばしてきちんとした態度で応えたくなるものです。それは決してテクニックに走った儀礼的サービスということではなく、深みのある凛とした気持ちが伝わってくるからです。ホスピタリティとはその様なものでしょう。



ビジネスには「ストックビジネス」と「フロービジネス」の2種類があります。ストックビジネスとは、連続性があり時間経過とともに収益が積みあがるタイプのビジネスです。これに対してフロービジネスとは、常に新規の取引の連続で成り立っているビジネスです。金融ビジネスにおける前者の代表格はメガバンク、地方銀行など銀行業、後者は証券会社です。


ストックビジネスは、絶えずストック資産を管理しながらリスクヘッジを行う必要があるのに対して、フロービジネスは絶えず新規の顧客取引を追い掛け続ける必要があります。ビジネスの安定性という観点からするとストックビジネスの方が優れている訳ですが、ストック資産が離散すると損失が巨額になりビジネスの存続が危ぶまれるリスクが付きまといます。


最近ではフロービジネスのストックビジネス化の必要性が強く意識されており、サブスクリプションなどの様に、例えばアプリケーションを購入する形態からクラウドなどを通じて月額課金する例が増えています。マイクロソフトのオフィスと言えば理解しやすいかもしれません。私もビジネスを行う上では、常にストックビジネス化を意識して取り組んでいます。


それは、社会に出てからこれまで携わったビジネスが金融機関やディベロッパーなどストックビジネスであったこともありますが、一人のお客様に対して時間を掛けて長きにわたり深耕を深めながら関係性を広げていくことに、面白みを感じる性格だからかもしれません。現在の中小個人事業の経営力再構築伴走支援ビジネスも単なるコンサル稼業とは異なります。


経営者に寄り添うメンターとして、時間とともに移り変わる経営者の意志を映し出す鏡としての役割を担いながら、また自らもその事業の担ぎ手として一緒になって業務に関わることが、私ならではのビジネスとして腑に落ちているからです。それは、これまでストックビジネスに関わって身に付けてきた事業や経営者の目利き力を拠り所としているからでしょう。


今後のビジネス展開において、この私ならではの強みをコアコンピタンスとして広げて行きたいと考えています。例えば、最近では日本全国で住宅の空き家が目立っていますが、その様な住居を借り上げて内装をDIYリノベーション付賃貸住宅としても面白いと思います。それが古民家なら尚のこと良いでしょう。立地を考慮して用途を考えることも醍醐味です。


出来ることなら、立地ビジネスで起業を目指す方々に向けたインキュベーション施設としてただ単に建物を継続的にサブリース(=転貸)するビジネスだけではなく、そこにスタートアップ事業者向けの経営支援などを付加したら、起業をする方々からも喜ばれるでしょうし
、スットクビジネスとしてのお客様に対する与信判断を継続的に行うことも可能でしょう。


そして将来的には、金融機関の銀行業務代理業者としてお客様に対して融資を行いながら、新しい特定のスタートアップに特化した銀行業務に参入する機会があるかもしれません。昨今、銀行をはじめとする金融機関における悪しき慣行である経営者保証を制限する動きに端を発し、事業の目利き力の弱体化に対して一石を投じることが可能となるものと思います。


今日もありがとうござます!
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