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礎が固まる40代!

皆さん、おはようございます!
経済合理性の社会の中で生活をしているのですから利に敏くあるべきですが、性分としてその方面の直感や感性といったものが働きません。むしろ、人と共感したり意気を感じた時の方が自分の中にある琴線が呼び覚まされ、自分自身でも信じられない力を発揮する様です。



私もサラリーマンとして社会人生活を切って20年余りも組織の枠組みの中で生活をしてしまっています。今との違いを一言で表現するとしたら、己に対する理解度が異なるということでしょうか。自分で事業を行っていますと、社会との関わりの中における自分自身の役回りを否応なしに意識せざるを得なくなります。己に何が出来、何を表現して行きたいのか。


若くして起業した青年を見ていますと、30代前半にして日を追うごとに成長している姿が眩しいです。自分、他人、社会という関係の中で暗黙知が研ぎ澄まされて行くのでしょう。遅ればせながら50歳を前にしての起業、まだまだ心身ともに成長のプロセスにあるのですが、体力の衰えを認めざるを得ず経験でカバーするのがシニアの生きる術かもしれません。


改めて申し上げたいのは、年齢如何に拘わらず人生の中で一度は起業経験をしてみても良いものです。社会に通用するスキルがあるのか、生活して行ける糧を稼げるのかという様なことを考える前に、自分が何をしている時が一番楽しいのか、寝ても覚めても没頭することは何かということが大切であり、あとは少しばかりの勇気を出して微風に流されることです。


人間が力を発揮する時というのは、ロジカルに頭で思い巡らせている時ではなく、自分の感性に身を委ねている時だと思います。その意味で、会社勤めをしていた時というものは、社内を廻していく為に必要不可欠なのかもしれませんが、頭で考えることばかりが優先されてしまい、感性で物事を捉える力に蓋をして生活をすることに慣れ親しみ過ぎたと思います。


会社組織への違和感があったのかもしれません。我流で仕事のコツを掴もうとするために周囲からみれば鈍臭いサラリーマンであった様に思い返されます。しかし、そのお陰で会社組織に迎合することなく、我が道を築き上げることが出来たのではないか。会社の都合ではなく、その仕事の社会的な意味をいつも考えてたからアウトローを地で行ってるのでしょう。


それが功を奏したからかどうか分かりませんが、40代を目の前にして中途採用された化学メーカーでは自分自身の力を発揮し切ることが出来たと思っています。いま振り返っても不思議なほど、マニュアル通りに動いて行く組織に驚いたことが忘れられません。それだけ会社組織としての完成度が高いということなのですが、組織としての考える力に欠けてます。


互いに異なった文化の中で育ってきたせいか、互いにどう接して良いか分からず、結果的に自分の好きなように仕事を行い成果を出すことが出来たものと思います。役員であろうが誤った判断には異を唱え結果を出してしまうものですから、苦みを潰していたことでしょう。
ただし、会社組織というものはそんなに甘いものではないことも十二分に味わっています。


結局、サラリーマン生活はそれで卒業することにした訳ですが、そこから長い旅路となってしまいました。自らの技を確立することが出来たのですが、それをどこで、どの様に、なぜ生かしていくかという思慮に欠けていたのでしょう。それは与えられた枠組みではなく、自ら枠組みを創っていくことになりますので、自分自身で感じ、思い、考える他ありません。


今日もありがとうございます!
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