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プラットフォームビジネス!

皆さん、おはようございます!
自分が理想とする人生というと、言葉の持つイメージとしてどことなく自分の将来あるべき姿を頭で考えているように聞こえます。それに対して、自分が望む人生といいますと、もっと五感を頼りにした身体から滲み出る、等身大のあるべき姿をイメージ出来ると思います。



情報技術(=IT)の進展により巷でプラットフォームビジネスが大流行してます。プラットフォームビジネスとはどの様な事業を意味するのでしょう。検索すると「個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち、また参加者が増えれば増えるほど価値が増幅する主にIT企業が展開するインターネットサービスのこと」と概念化されてます。


何やら分かったようで分かりにくい、言葉で説明することが難しいビジネスモデルです。直感的にプラットフォームビジネスを捉えると、事業者であるか否かに拘わらずクラウドなどの空間にプレイヤーが参加し、一定の目的に従った価値ある情報を提供し、マッチングすることによりそれら参加者が便益を享受できる、そんなコミュニティとでも言うのでしょう。


バーチャルかリアルかの違いはあるかもしれませんが、ビジネスモデルとしてプラットフォームビジネスを捉えますと、今に始まったビジネスモデルではなく昔から存在していたモデルだと思います。例えば市場やマルシェ等をイメージすると分かり易いと思います。モノに情報を化体した商品を提供する者と消費する者が集まり取引する空間をイメージ出来ます。


市場やマルシェへの参加者が増えれば増えるほどその空間の付加価値が高まり、更に参加者が増えていく特性を持っています。それをクラウドなどのWEB上の仮想空間で行うことにより、立地などの地理的な制約を受けることなく、世界中から参加したいという主体が自由に参加できるという意味で、止めどもなくプラットフォームを広げていくことが可能です。


プラットフォームビジネスの運営者として直ぐに思い浮かべるのが、印刷の「ラクスル」や物流の「ハコベル」というプラットフォームを運営する株式会社ラクスルです。中小零細の印刷事業者や物流事業者の未稼働設備を稼働させたいというニーズと消費者の安く印刷をしたい、物を運びたいというニーズをマッチングさせるプラットフォームを運営しています。


ラクスルやハコベルのWEBプラットフォームに行けば、手軽に安くニーズを満たすことができ、また事業者は新たな受注を得る機会が増え、両者がWIN-WINの関係であることからプラットフォームとしての付加価値が高まる一方です。情報技術の進展があったからこそ、その様な経済合理性に叶ったマッチングが出来るようになったと言うことが出来ます。


但し、ここで誤解してならないのが、WEBプラットフォームというビジネスモデルもその基底にはリアルのビジネスを内包しているということです。WEBというプラットフォームありきではなく、リアルのプラットフォーム(=マーケット、マルシェ)をWEB化することにより、新しいビジネスの機会を広げることが出来るということを忘れてはなりません。


その様な観点でこれまで築き上げて来た閉塞感漂うビジネスを俯瞰してみますと、まだまだ沢山のプラットフォームビジネスの可能性があることに気付きます。ただやはり大切なことは、ある一定業界のリアル事業を熟知していることが不可欠であり、それを再構築する視点で考え抜いた結果としてWEBプラットフォームといビジネスモデルに辿りつくべきです。


今日もありがとうございます!
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