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これまでの成功体験!

皆さん、おはようございます!
ビジネスでも、プライベートでも、相手の立場に立って考えることが大切だと思います。これだけ多様な個性や経験を持ち合せた数多の人間が存在している訳ですので、自分の利益ばかりを主張していたら、折り合えるはずの利害関係も対立するばかりとなってしまいます。



戦後からバブル崩壊までの右肩上がりの経済が反転してから20年余りが経過しています。その後も暫く強い経済の余韻が続き、不安定ながらもこれまでの経済の枠組みの中でやってこれましたが、それもいよいよ転換期を迎えている様に感じます。企業も、ただ形振り構わず売上や利益を追求する時代は過ぎ去り、企業としての目的を再定義する必要があります。


戦後の官民一体となった海外のビジネスを模倣する護送船団方式の体制は、経済が成長している時には威力を発揮したと思いますが、将来の見通しが不透明な社会の中では企業も私たち個人も、先行きの見えないものを描き出していく必要があります。何も捉える枠組みがない中で自由に発想していく拠り所は、自分自身の審美眼や経験知に基づくしかありません。


それが暗黙知というものであり、それを言葉で表現し自分で認識するには、深く自己内省を進める必要がある様です。むやみやたらに自己内省を繰り返しても時間ばかりを要し徒労に終わってしまいます。その様な時に自分を見つめる切り口として①過去の成功体験、②他者に影響を与えた事、③自分の強みなどを軸に考えると良いことを知人が教えてくれました。


この場を借りて自分自身を振り返ってみますと、高校に入学しサイクリング車と出会うまでは、学校での偏差値教育や権威的な父親を前に精神的に鬱積する生活を送っていましたが、飯盒とテントを片手に全国津々浦々を巡った経験が、それまでの反動で鬱憤が解放され伸びのびと生きて行く今の礎となり、周囲の友人から随分と羨ましがられた様に記憶してます。


信用金庫時代は営業担当の地域のお客様から随分と可愛がって貰うことができ、担当地域の預金量を2倍に伸ばした思い出があります。旧メガバンクの融資課長とお客様の奪い合いになって、最後まで譲らず根性だけで相手を負かせて、支店に戻り後から余りの恐怖心から大泣きをしたこともあります。この時ばかりは上席、先輩、同僚から称えられたものでした。


その後のディベロッパー時代は、会社始まって初めての事業撤退を常務会に提案し、それが認められ遣り切ったことでしょう。後に経営破綻する様な会社でしたから赤字を抱える事業を多く抱えていた訳ですが、経営から従業員に至るまで疑問を持ちつつも、そこに手を付けようとしない体質がありました。素朴な疑問として赤字は許せないと思い行動した迄です。


周囲からはB2B事業を営むサラリーマンとしてのスマートさが欠けると言われていたのは笑い話ですが、なんと言うのでしょうか信金マンの朴訥さが抜けきれませんが、社会的な正義感が強く、意気を感じると人一倍のエネルギーが湧きでて遣り切ってしまうようです。M&A会社や大手化学メーカーでも、周囲にあっと思わせるようなことをやり遂げています。


普段、自らの専門をコーポレートファイナンスと言っていますが本心はあまりその様な狭い領域に捉われず、周囲を巻き込みながら社会にある囚われている慣習に素朴な疑問を抱き、解決したくなる性格の様です。様々な業界に身を置いたため特定の業界に捉われることなくいま自分自身が身を置いて、見渡せる社会の課題を一つずる解決していければと思います。


今日もありがとうございます!
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