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社会に関わる意識を持った働き方!

皆さん、おはようございます!
自分の性格として、既知の事実(=形式知)を採り入れ、それを自分のものとして身に付け上手く活用していくことは、自分よりも秀でた者が多くいるため苦手意識があります。それよりも社会の現象を捉え、そこから自分ならではの考えで解を見つける方が得意なのです。



働き方には、様々な立場があると思います。企業に勤めるサラリーマン(=サラリーマン経営者もいます)、企業のオーナー経営者、個人事業者の3つに大別できるでしょう。最近では、副業や兼業を従業員に採り入れる企業が増えていますが、この場合でも企業に勤める方の場合、企業を作るか否かに拘わらず自ら事業を立ち上げ、それに勤しむ場合もあります。


企業に勤める場合は、企業の目的を実現するために役職員に割り振られた仕事の成果を最大限高める努力をすることになります。個々人それぞれが与えられた自分の役割りを全うしていれば、企業として最大の結果を残すことが出来ると思います。ただしその場合、役職員個々人が必ずしも社会やマーケットに対峙している訳ではないことに留意が必要でしょう。


折角、どんなに素晴らしい企業目的を持っていても、自分の役割りを担う働き方では、間接的な企業という枠組みを通してしか社会やマーケットに対峙することが出来ない為、むしろ自分を企業という枠組みの中でどう折り合いを付けていくかということに終始してしまうことになりがちです。穿った見方をすれば、社内の調整が仕事の大部分を占めてしまいます。


だからこそ、その様な閉塞感から脱却するために、先進的な企業は企業の目的たるパーパス(=社会の中での存在意義)を明確化すると同時に、各々の役職員もマイパーパス(=個人の志)を明確にすることにより自律的に仕事に取り組むことを行っています。企業のパーパスと個人のパーパスが一致していることが望ましいですが、強制するものでもありません。


個人で事業を立ち上げる場合、マイパーパスが明確になっていないと事業を長続きさせ成長させることが出来ません。それは、事業を主体的に行うということは社会との関わりの中で自分が何を成し遂げようとしているのかが明確になっていなければ、事業理念やビジョンといった事業計画を構想する以前の本質的な部分が抜け落ち、活動ができないからなのです。


企業勤めをするか、自分で事業を行うかは、仕事を行っていく上では大きな差はなく、大切なことはマイパーパスという社会との関わる意識を持てるか否かでしょう。その軸が明確であれば、仮に企業に勤めていても受け身ではない、自律的な仕事を率先して行っていくと思います。社内の慣習に捉われない、自分なりの志に従う企業を利用する仕事の仕方です。


その様に考えてみますと、いまの社会は個人の自律意識が弱まっており、寄らば大樹の陰ではないですが、成熟した一定の枠組みの中でこじんまりと寄り添いながら働かざるを得ないほど、管理が行き届いてしまっていると思います。そんな息苦しい管理社会の中で、自らの役割を演じなければならないことに問題があることは、誰しもが気付いているのでしょう。


必要なことは、そんな社会の閉塞感を打ち破るべく、各個々人の志を持って自律していくことだと思います。高度経済成長時代と現在を比較して、大きく異なる点はそこにあるのでしょう。ただし、高度経済成長時代は、盲目的なハングリー精神で富を手に入れようとしていたと思いますが、今は個々人が自らの感性に従って良いと思う社会を築いていくことです。


今日もありがとうございます!
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