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30年前に描いた現在の姿!

皆さん、おはようございます!
先日、久しぶりにお墓参り方々ひたちなか迄ドライブに行ってきました。出張でクルマの運転をする時とは異なり、フロントガラス越しに広がる海を見ながら、終始リラックスムードで音楽を聴きながらハンドルを握っていると、心の奥底にある声に触れることが出来ます。



人間というものは、絶えず自分に出来ることと将来的に成りたい自分を考え続けるものかもしれません。私自身を振り返っても、若い時には漠然としていた将来像が歳を追うごとに、より具体的に鮮明な画像として3年先、5年先の姿が映し出されてきます。考えても見ましたら、何時からでしょう自分が進むべき道を紙に書きだしながら理解する習慣があります。


不思議なもので可視化すると人間というものは、そちらの方向に吸い寄せられて行くように現実のものになって行く様です。先日、20歳代後半の頃に描いた60歳代までの10年毎のビジョンを見返す機会があったのですが、各論では目標と現実に若干の違いがあるにせよ大枠では自分自身が描いた方向へと歩みを進めていることに、驚きと安堵感を覚えました。


20歳代の頃は、まだまだ自分自身の専門的な技が極められておらず、寧ろ将来的にありたい自分ばかりを夢見ていたと思います。そこには財務や会計といった俗にいうコーポレートファイナンスの専門性を極めながら40歳代中半には独立して自分の事務所を構えると書かれているではないですか。ベンチャー企業に対して投資を行い、ハンズオンで育てていく。


しかも、それら投資先企業を連携させるプラットフォームとして、コミュニティを形成しながら地域経済の活力を高めるとあります。投資先業界領域として、まだ現実を知らない華やかさばかりを追っていたのでしょうか、リゾート業界や航空業界をはじめとする広義の観光産業に隔たっています。未だ地域ビジネスと観光の関係を理解していなかったのでしょう。


今では観光事業の意味をもっと広義に、地域に根差したビジネス自体も観光資源に成り得ると捉えるようになっています。観光とは、日々の日常生活の中で慣れ親しみ見落としがちとなってしまう意識に、驚きと発見を通して自らの視座が広がるような事象だと思います。その意味では、地域に埋没している様々な有形無形の資源がその対象になると受け止めます。


地域に活力を取り戻す為には、観光資源を見出すような捉え方で地域資源にスポットをあて社会の方々に興味を持って受け止められて行く必要があります。それを私個人が一人で行っても大海原に釣り糸を垂れる様なもので徒労に終わってしまうでしょう。だから、地域で事業を営む方々やこれから営もうとしている方々と協働しながら実現を試みようとしてます。


その結果として、事業の経済価値を最大化するともあります。振り返れば、その当時は未だ資本の論理を前提として物事を捉えていたという意味では、まだまだ青臭いとしか言いようがありません。厭というほど資本の論理に浸かり思いますのは、結果として事業の経済価値を高めることにはなっても、それを目的化しては何のための社会かが分からなくなります。


それから、ベンチャーキャピタルでコーポレートファイナンスの専門性を身に付けることを考えていたようですが、実際にはM&Aを通してそれを身に付けています。どちらを選択していても行き着く所はきっと一緒であったと思います。独立をする時期は概ね計画通りであったようですが、事業主としての腹が固まるまでに7年という歳月を要してしまってます。


今日もありがとうございます!
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