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個性溢れるプロシューマー社会!

皆さん、おはようございます!
銀行とのお付き合いの中で、それまで懇意にしていた支店長、担当者が同時に異動となり、急に関係が疎遠となることは往々にしてあることだと思います。その様な時に、信頼関係を築いてきた前任支店長から口添えを頂くことも効果的であり、時として必要なことです。



日本社会は、世界でも有数の経済大国であり、生活をして行く上で、もうこれ以上なにを求めてい行くべきかというほど満ち足りているのかもしれません。しかし、それはマクロ的に俯瞰した場合であり、人口減少問題、地域経済格差問題など個別問題に目を向ければ、これからの日本の社会を揺るがしかねない潜在的な問題を内包していることに注視が必要です。


社会の流れとして、人々は物質的な豊かさを追求することから精神的な豊かさを追い求めるように変化しており、その中でも暮らしの大部分を占める「しごと」に対する満足度が主要先進国の中でも必ずしも高くないことに注目しています。いまの仕事に対する枠組みは戦後経済の中で築き上げられてきたものですが、必ずしもこれからの時代にマッチしてません。


私は、この仕事に対する意識と人口減少問題や地域経済格差問題が微妙に絡み合っており、そこを是正して行かなければ持続可能な均整のとれた社会を実現していくことが難しいのではないかと考えています。仕事がワクワクと楽しく健全に創造力を発揮しながら伸びのびと働けなければ人口は増えませんし、地域の経済に活力を取り戻すことも出来ないでしょう。


確かに仕事を効率良く事業として成り立たせて行く為には、集団を形成し役割分担しながら力を合わせて行くことは経済合理性に叶っており、人類は文明の利器として企業組織というものを発展させてきた訳です。しかし、その歴史も産業革命以降のたかだか百数十年のことではないでしょうか。長い歴史の中からみれば、ほんの僅かな一期間に過ぎないでしょう。


私は、この企業組織のあり方が、これからの社会を展望していく上で一番の阻害要因であり働き方を変えていく必要があると見ています。いまの企業組織は閉塞感が漂っており、折角の貴重な財産である働き手の可能性の芽を摘んでしまっている様に思います。人間の可能性は、個々人が描き出す将来ありたい姿とそれを実現すべく行動する力にあるからなのです。


一糸乱れぬ集団体制という枠組みが必要な時もありますが、それも行き過ぎてしまいますと個々人の個性を奪いかねません。時代が新しいことを望んでいる以上、もっと個々人が創造力を発揮できる枠組みに社会システムを変えていく必要があると思います。企業が主で働き手が従という立場から、働き手が主で共同体が従という立場に置き換える必要があります。


個が持てる力を発揮していく為には、緩やかな協働という枠組み位がちょうど良いと思います。集団組織の存在意義に共感する人々が時として参加する。一つの組織のみに所属するだけでなく、同時並行的に複数の集団組織に加わっても良いと思います。その時に個人の側も自らの志しや遣りたいことを明確に持っていることが不可欠となることに留意が必要です。


その様な社会をこれからのプロシューマー(=生産消費者)社会だと受け止めています。働き手個人が消費者という側面を持ちながら自律的に個人事業主の様にビジネスに関わって行く社会です。働き手が急に野に放たれると、安定した糧を得られるのか心配になるものですが心配はいりません、そこも含め自分自身のありたい夢を描いて行動すれば良いだけです。


今日もありがとうございます!
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