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軸足はコーポレートファイナンス!

皆さん、おはようございます!
ブログを書き始めて、今日で6年目に突入です。当初は事業を整理した後の傷跡癒えない心の整理と思い記し始めたものですが、いつの間にか自分に出来ること、自分が遣りたいことについて自問自答する場になり、いまでは将来遣るべきことを語る場にまでなっています。



よくキャリアプランを考える時、T字型にした方が良いと言われます。自らの深く太い専門性を極めるだけでなく、その専門性に派生する周辺領域まで知見を広げ、改めてその専門領域を見つめ直すと、キャリアの幅が相当に広がるからです。確かにその様な個性豊かな専門領域を持つに至りますと、そうはざらに変え難き一流の領域に入ってくるものと思います。


かく言う私も、コーポレートファイナンス(=企業財務)の専門家の端くれとして、その領域の研鑽を怠らないのはあたり前として、現在では中小企業の事業再構築への取り組みから端を発し、地域経済発展のためにいかに地域経営という視点でその地域に暮らす方々にアントプレナーシップを発揮して貰うか、その方策を色々と学びながら模索するに至ってます。


もう一つは、これからは有形資産が企業収益の源泉となる時代ではないことから、人的資源としての無形資産のメカニズムについて学びを深めています。よく暗黙知や形式知という概念を多用してますが、人間が持つ経験知を昇華させ可視化させるための方策として、内面にある志や思いといったものを如何に発現させるべきか心理学にまで触手を伸ばしています。


それらをコーポレートファイナンスと統合することにより、浮かび上がってくるのは地域の暮らしの中で草の根的に、どんな小さな地域の課題でも良いので個々人が持てる個性を活かして、プチ事業、生業など何でも構わないので自立的に事業や仕事として解決していく枠組みの必要性を痛感するとともに、それを支援するプラットフォームの必要性を意識します。


それを助長するための仕組みづくりとして、事業を形づくるところでの支援や現在の金融では網羅されていない地域のマイクロファイナンスを整備することを手掛けていきたいと考えます。地域経済が安定し確立していなければ、国家を語ることはできず、グローバル経済は砂上の楼閣と帰すことでしょう。また、生活者が光り輝く豊かな暮らしを実現すべきです。


この様に考えてまりますと、主軸であるコーポレートファイナンスという専門領域はどこで生かされているのでしょう。確かにこれまで、大手企業で事業再構築を通じ思い通りに株価を高めてきた実績を持ちます。また、中小企業の世界に転じてからも、旧態依然とした業界慣習やビジネスモデルに喘いできた事業に新風を巻き込み、改善してきた実績を持ちます。


それら経験を通じて考えることは、コーポレートファイナンスというものは文法を持った言語にしか過ぎないということです。事業そのものの構造をどこまで深く理解し、それを如何に財務数字で表現してやるかということです。事業に関わり働く役職員の心理まで理解しながら、事業を見つめる自分自身の曇りや奢りのない客観的な心の扉に依存するといえます。


コーポレートファイナンスという技法を学ぶことも必要ですが、それ以上に大切なのは人間としての自分を磨き続けることかもしれません。資本の意味が問われる今日において、コーポレートファイナンスが築き上げてきた諸学説も過去のものとなりつつある様に感じます。
社会は自然界に包摂された人間の為に存在することを忘れずに、日夜、進歩するのみです。


今日もありがとうございました!
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