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持続可能なまちづくり!

皆さん、おはようございます!
毎日3~4時間睡眠が続きますと、流石に身体に堪えます。さて、人と会い語らう中から共感が生まれ、自分自身の心身に刻まれた暗黙知が呼び覚まされます。やがて閃きにより新しいアイディアが創出されます。他者との掛け替えのない出会いを大切にしたいと思います。



21世紀に入り既に20年余りが経過しています。いま時点で今世紀のあるべき社会の姿のコンセプトを掲げるとしたら、やはり「持続可能性」ということになるのではないかと思います。企業の中には未だCSR的一種のシンボリックな掛け声としてしか受け止めていないところも多いようですが、もっと事業として持続可能な取り組みをしなければいけません。


これも資本主義的な経済合理性のみを追求することが慣習化してしまった前世紀の物事のあり方が、いまも残っている時代の端境期だからと見ることも出来ます。健全な市場の中で事業主体が適正な利益を追求していれば、自動的に裁定され冨が再配分されるという理想を信じてきましたが、そこまで完全な市場ではないことを身に浸みて感ずる今日だと思います。


そもそも経済の本質を歴史的に俯瞰してみますと、経済というのはこの地球上に存在する天然資源を活用して、それを加工しながら消費者の需要に応えるように形を変えていくプロセスだと思います。そして、それら加工をサポートするサービスをも生み出しています。資源活用からサービス提供までの縦割り事業主体が役割を分担する複雑なメカニズム社会です。


各事業主体は、日夜、競争と存続という狭間の中で、その様な社会メカニズムを大局的に俯瞰する余裕すらなく、自身が司るパート(=部分)しか見渡せなくなっています。持続可能社会を実現していく為には、絶えずこの複雑な社会メカニズムの中で、自社がどの様な役割を担っていくかを見極めながら、自らの事業の方向性を定めていく必要があると思います。


資本主義経済自体に問題があるとは言いませんが、それを担っている私たちが営利を追求する亡者になっては、バランスのとれた心地よい暮らしを享受することは出来ません。資本主地経済というシステムは、あくまでも一つの概念でありそれをどの様にデザインして運用していくかは、私たち人間の英知によってコントロールして行かなければならないでしょう。


その様な持続可能な社会やまちを実現して行く為には、個々の事業主体が自然環境に配慮することも必要ですが、それだけでは対処療法的過ぎると思います。何も持続可能性とは人間と自然環境が対峙することだけではなく、いまの経済社会というサービスシステムそのものも行き詰っていることに注視する必要があると思います。本質を直視する必要があります。


いまの社会メカニズムを変革する為の本質は、私たち人々の意識の中にあると思います。私達がいつまでもこれまでの資本主義の考え方に捉われていては、これからも何も変わらないでしょう。先ずは人間形成の根幹を為す教育制度を変えていく必要があると思います。産業社会の合理性に適合する人財を大量に世に送り出すことを目的としていては駄目でしょう。


もう一つは、会社という事業主体に寄り添う働き手の流動化を促す必要があると思います。
自分の個性よりも組織集団の考え方を優先することなく、個々人が会社というプラットフォームの上で共感し合いながら、共通の理念やビジョンに従って思いおもいに自律的に行動していく必要があるでしょう。持続可能なまちづくりは私たちの意識の中にあると言えます。


今日もありがとうございます!
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