誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

事業の未来を語る!

皆さん、おはようございます!
最近、モノづくりに引き寄せられている自分がここにいます。私自身はモノを作る技術も、ノウハウも持ち合せてはいません。しかし、いまという時代は、個人であっても生活者の視点を持ち、ちょっとしたアイディアがあれば商品を創り、消費者に届けることができます。



様々な中小事業者、個人事業者とお会いして感じるのは、本業である事業に傾注するのは当然のこととして、財務、経理、法務、総務といった、いわゆる事業を支えるバックオフィス(≒経営管理)業務のことは全く分からず、自分が何に困っているのかすら分からないという事業者が非常に多いということです。それでも事業を営んで行くことはできるものです。


ただ、やはり折角、事業を営むからには身の引き締まった筋肉隆々な身体(=事業)にしていきたいものです。その為には、事業の中を循環する血液としての資金の巡りを良くして、対外的な利害に柔軟に対応していく筋としての法的な備えをしておくことが、柔軟に事業を営む上で大切です。日頃から、これらを鍛えておかなければ瞬発力ある事業は営めません。


中小事業者、個人事業者の多くは、難解な税務申告の必要から止むを得ず税理士に経理、確定申告を依頼していると思いますが、彼らに支払う報酬に比してその業務が単に書類作成に留まっていることに満足していない様です。税理士先生といえば、経営に関する様々な相談に応えて貰えると思われがちですが、彼らに出来ることは確定申告書を作成することです。


少し気の利いた税理士なら、確定した財務諸表に基づき、売上を増やし、経費を削減することを指導してきますが、事業そのものを理解している訳ではありませんし、事業者が知りたいのはそれを改善するために将来に向けてどうすべきかということです。そこに多くの事業者が税理士に不満を抱く理由があるようです。税務の為に事業を行っているのではないと。


餅屋は餅屋ではありませんが、毎年改正される複雑な税制を理解して行かなければならない税理士にとって、持ち合せている思考構造は税法を体系立てて記憶に留め、いかに必要以上の税金を払わない様にするかというアイディアがお客様への付加価値ですので、止むを得ないといえば止むを得ないものと思います。彼らに経営を語らせることに無理があります。


中小事業者、個人事業者は、日々孤軍奮闘しながら事業を営んでいますので、経営を語れる相談相手が欲しいのも事実です。それも本業である事業軸に留まることなく、お客様にとって手薄となる財務や法律を踏まえて事業の未来を語り合うことが望まれます。この1点が中小事業、個人事業が将来に向けて大きく飛躍できるか否かの分かれ目になることでしょう。


その上で、実際に事業の成長戦略を可視化しながら事業効率を高めるべく仕組化していくことが不可欠となります。それにより盤石な事業基盤を整えることが可能となります。そしてこれからの時代なら、中小事業者、個人事業者同士が連携しながら新しい事業や商品を創出していくことが求められます。その構想を具現化していくオーガナイズ力も必要でしょう。


中小・個人事業者には、これまで蓄積してきた無限の事業の可能性があります。そこを見出し、適確に手を打っていくことにより、確実に上昇気流に乗せることが出来ます。事業を語る為に数字は便利な利器だと思います。ただ数字をあり体の大きさとして表現するのみならず、そこに現実の事業状況を凝縮させ投影することにより未来が映し出されるものです。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する