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焚き火台を事業化する!

皆さん、おはようございます!
先日、経営心理学なるセミナーに参加する機会がありました。どちらかと言えば事業を営む上で必要な人間関係を円滑に進める方法を伝授する実務的な内容でした。大学で心理学を学んだ身としては、少しばかりテクニックに走り過ぎており実利的過ぎると感じた次第です。



コロナ禍の影響もあってか、キャンプをはじめとするアウトドアスポーツを楽しむ方々が非常に増えており、週末ともなればどこのキャンプ場も予約で一杯であるようです。お客様である林業会社でも、昨年よりアマゾンを利用してキャンプ用の薪をEC(=電子商取引)販売していますが、今年に入って販売数量が急激に増えており、嬉しい悲鳴を上げています。


キャンプの醍醐味といえば、焚き火をしながら仲間との語らいではないかと思います。大自然の中でお酒を片手に美味しいものを食べながら焚き火を見つめていますと、誰しもが日常を忘れ、英気を養うことができると感じることでしょう。そこで欠かせないのが焚き火台なのですが、キャンパーの間で気の利いた焚き火台が販売されていないという声が多いです。


それであれば自分たちで使ってみたい焚き火台を創ってしまおう、という考えが出てきても可笑しくないと思います。という訳で、現在、焚き火台事業化の構想を温めながら、実現に向けて準備を進めています。キャンプ用品メーカーでもないのに、どの様に事業化していくのか不思議に思われるかもしれません。しかし、関係者で協業すれば可能となるでしょう。


いま考えているのは、ベテランキャンパーが欲しいと思う焚き火台のデザインスケッチを描き、モックを作成してもらい、それを板金工房を営む事業者に持ちこみます。具体的に図面に落し込み、試作品を作る計画です。この段階では、ユーザーと板金工房との間でプロトタイプ創りに向けた、アイディア出しを喧々諤々と行っていくことが必要になると思います。


試作品が出来上がった段階で、クラウドファンディング(=CF)を行う予定です。CFでは、在庫を作り置きすることなくマーケットの反響を確認すべくテスト販売することが可能です。試作品開発に掛った経費は、この段階で回収することが可能です。CFを行うにあたっては、プロモーションやマーケティングに長けたCF代行サービス事業者を起用します。


首尾よくCFで目標販売金額を達成した場合には、先の林業会社のアマゾンECで実売する計画となっています。既に薪販売でECサイトの認知度が高まっていますので、薪と焚き火台をセット販売することも考えられ相乗効果が期待されます。実売する為には、量産体制を整える必要がありますが、そこは大田区の板金町工場にお願いしようと考えております。


首尾よくCFファンディングが成功し、量産販売にまで行きつけば良いのですが、仮にCFが上手く行かずに量産化に至らない場合には、そこまでに掛った開発経費が宙に浮いてしまうリスクがあります。金額的には少額なのですが、そこを負担するのが事業主体ということになります。今回の場合は、商品化に向けた関係者の間でコンソーシアムを組む予定です。


開発リスクをとった応分の負担によって、事業が成功した暁には利益を分配することになります。商品発案者、試作品製作者、量産品製造者、プロモーションおよびマーケティング実施者、EC販売者という利害関係者を束ねながら、事業リスクとリターンを調整していくオーガナイザーという役割も不可欠です。各々が強みを活かして連携していく取り組みです。


今日もありがとうございます!
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