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多様化する働き方!

皆さん、おはようございます!
創造力は、無から有を生み出すことは難しく、必ず何らかのベースとなるアイディアの源泉があるものです。それが模倣でありながら少しばかり自分の視点を付け加えたり、逆転の発想で全く異なるものを描いたりするものです。思考メカニズムの探求は奥深く楽しいです。



コロナ禍の影響により、ニューノーマルを求めて人々の行動様式が大きく変わり始めている様に感じます。その中でも生活時間の大部分を占める働き方については、例えばコロナウイルスへの感染を避けるために外食を控えるのとは異なり、もともと潜在的に多様な働き方を模索していたろことへコロナ問題が起こり、それを加速させているのではないでしょうか。


働き方の多様化を進めるためには、企業側と働き手の折り合いがつく交点を見出していく必要があると思います。企業からすれば、働き手の限られた労働時間のなかで如何に効率や生産を高められるか、働き手のやる気を引き出し企業の競争力を高めるためには、働き手にとっての心理的モチベーションを高める様な働きやすい環境を整えていく必要があります。


働き手側からすると、企業というピラミッド型階層組織の中で標準化されたあてがわれた仕事に埋没することなく、自らのアイディアや考え方を発揮しながら目指すキャリアを高めていきたいと考えていると思います。そして、自らが望む成し遂げたい社会との関わりと方向性が一致する理念やビジョンを持つ企業という枠組みの上で自己実現を果したいでしょう。


この様な双方の思惑を一致させるためには、企業側がこれまでの働き手を雇用し、時間管理を徹底しながら会社の運営に必要な細分化された業務に、機械的に働き手をあて嵌める一方的労働提供スタイルを是正していく必要があるでしょう。働き手への押し付け的な仕事のあり方ではなく、もっと働き手の能動的な仕事への取り組みを信じる必要があると思います。


もともと、これまでの労務管理スタイルは、産業革命により勃興した製造業において採り入れられた手法です。機械によりモノづくりをする時に時間あたりの生産性の良し悪しが問われ、それに付随する様な形で機械を動かす人間であるはずの働き手の生産性まで時間管理が基準となった経緯があります。工場だけでなく事務的な仕事にまで適用されてきた訳です。


考えてもみれば、その当時と今では生産性の意味が変わって来ています。機械的な反復する仕事は情報技術の進展によりAI(=人工知能)などによる機械化が進んできています。いま企業に求められているのは、これまでの事業のあり方ややり方を変えて行くイノベーションであり、それを現実のものとするには人間の創造力に負うところが大きくなっています。


人間が持つ創造力を最大限引き出すためには、簡単な話し好きこそ物の上手なりではありませんが、働き手が自らやりたいと思う仕事に取り組むことだと思います。日本型雇用慣行である終身雇用では、どの様な人間であっても長年同じ会社で同じ仕事に就いていては、好奇心も失せてしまいやる気も委縮するというものでしょう。人間には夢や自由が必要です。


企業側からしてみれば、働き手個々人の希望を聞いていたら会社としての統率がとれなくなってしまうという声が聞こえてきそうですが、だからジョブ型雇用であり、人財の流動性を促していくべきなんだと思います。時代のスピードが速まっている時において、働き手の目標の実現は生涯を賭けた会社だけではないはずです。もっと働き方の多様化が望まれます。


今日もありがとうございます!
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